鮫亀 (スーパーファミコン)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/04 03:00 UTC 版)
概要
パズルゲーム『さめがめ』をアレンジしてスーパーファミコンに移植した作品。スタンダードな「さめがめ」の他に、「うらがめ」や「つめがめ」といった新機能もあり、様々な遊び方が出来るようになっている。
基本ルール
本作では、うらがめ以外では手数を戻すことが可能。
スコア
消したコマ数をnとしたとき、スコアは(n - 1)2となるため、一度に多く消した方がスコアは高くなる。
ダブルカセット方式
本作にはシステムカセットの他にキャラカセットと呼ばれるROMパックが付属している。これをメモリーパック接続部に接続して起動すると、さめがめ用のコマやバックグラウンドが増えたり、コマ消滅時のアニメーションが豪華になるなど、演出面における質の向上がみられる。
また当時の「ハイスコアコンテスト」では、景品として天外魔境シリーズのキャラクターをコマとして使えるキャラデータ集を配布していた。
さめがめ
上下左右に2個以上隣接した同じコマを消していく基本ルールに基づいてコマを消し、スコアを競うタイプのゲームモード。難易度(大きさ)を「かんたん」「ふつう」「むずかしい」のうち一つ選び、次にコマキャラを選んでゲームを開始する。
パーフェクト
すべてのコマを消すと「パーフェクト」となり、専用の画面が表示される。また、以下のボーナススコアが発生する。
- かんたん - 200
- ふつう - 500
- むずかしい -1000
名前入力
ランキングの5位以内に入った場合、平仮名のみで4文字までの名前を入力をすることができる。ランキングはスコアだけでなく「のこりこま」のランキングも存在する。
うらがめ
最大2人で遊べる対戦用ゲームモード。一人7回、時間内にプレイヤーがコマを交互に消し合って、得点を競うモード。得点(消したコマ数)の高い方が一勝。先に設定した数だけ勝ったプレイヤーが優勝となる。COMの強さの設定も可能。
うらがめ特異のシステム
コマキャラの特性と消し方
このゲームモードでは、コマに裏と表があるのが特徴で、コマを選ぶと表と裏が切り替わるようになっている[注 1]。その際、隣のコマのいずれかと一致すると基本ルールの要領で消える仕組みとなっている。よって、従来のさめがめのように自由にコマを選んで消すことはできない。
ゴールド7
数あるコマのうち1つだけ、裏側が「ゴールド7」のコマが存在する。引き当てると、選んだコマと隣のコマに加え、隣のコマに隣接する同種類のコマがすべて消えるため、大量得点となりやすい。なお、ゴールド7消失後も再度隠される仕組みとなっている。
制限時間
コマを選ぶのに制限時間が設けられており、時間切れとなるとコマを選べずに相手のターンへと移ってしまう。なお、制限時間の減少速度や有無は予め設定することができる。
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