遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶 デュエル

遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/27 19:44 UTC 版)

デュエル

デュエル開始時のライフポイントは互いに8000。カードにはモンスター・魔法・罠・儀式といった種類があり、手持ちのカードを選択して計40枚のカードで構築された山札(デッキ)を作る。デュエル中はターン開始時に必ず手札が5枚になるよう補充され、各プレイヤーが交互に1枚のカードを選択してフィールドに出してデュエルを進めてゆく。最終的にライフが0になるか、デッキ切れで手札を補充できなくなったプレイヤーの負けとなる。

ルールとしては、当時「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」で主流になっていた「エキスパートルール」の一つ前の形式である「公式ルール」に近く、相手フィールドにモンスターがいない場合はライフポイントへの直接攻撃が可能となっているが、モンスターレベルや生贄召喚の概念がないため、手札に来ればどんなモンスターも即座に召喚することができるようになっている。なお、モンスターカードにおいて特別な効果を持つものは「封印されしエクゾディア」とそれに関連するカード全5枚だけとなっており、それ以外のモンスターカードは全て通常モンスター扱いとなっている。

コンボ

フィールド(場)に出すことのできるカードは1ターンにつき1枚だけだが、手札からカードを出す際に複数のカードを選択し、組み合わせてフィールドに出すことで「コンボ」を狙う事が出来る。コンボが成立すると、モンスターを強化した状態で召喚したり、カード同士を融合させて別のものに変化させてからフィールドに出す「融合召喚」「魔法融合」が発生したりと、強力な効果が得られる。ただし、コンボを成立させるには特定の組み合わせでカードを選択する必要があり、コンボが成立しなかった場合は最後に選択したカード以外はフィールドに出せずに失われてしまうリスクも存在する。

守護星

全モンスターカードには2つの守護星が存在している。守護星には「太陽・月・金星・水星」のグループと「火星・木星・土星・天王星・冥王星・海王星」のグループがあり、モンスターカードをフィールドに出す時、どちらか一つを選択する。守護星にはジャンケンのような相性が存在する。例えば「太陽」の守護星を選んだモンスターカードで、「月」を守護星とするモンスターカードに攻撃した場合、「太陽」のモンスターカードの攻撃力・守備力はそれぞれ500上昇する。

優劣関係は
太陽金星水星太陽→…
火星木星土星天王星冥王星海王星火星→…

デュエル技能ランク

デュエルに勝利した後のリザルト画面では、そのデュエル中にプレイヤーが取った行動に応じて「デュエル技能ランク」が決定される。基本的に、モンスターによる力押し主体の短期決戦型は「剛」、魔法や罠による搦め手主体の持久戦型は「柔」になり、さらにその技能の巧拙によって高い順からS・A・B・C・Dのランクが選出されるようになっている。

勝利時の報酬として入手できるカードやスターチップはこの「デュエル技能ランク」によって決まる。基本的にはランクが高いほどより良い報酬を得やすくなっているほか「剛」「柔」どちらのスタイルを取ったかによって入手できるカードの種類や傾向も変化するようになっている。なお、デュエルに敗北した場合はデュエル技能の判定は行われず、報酬も一切入手できなくなっている。


  1. ^ 遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶(PS one Books)”. ソニー. 2019年7月30日閲覧。
  2. ^ 月刊Vジャンプ1998年10月号より。
  3. ^ 説明書より。
  4. ^ コナミJPN・会社情報「ミリオンヒットの系譜」(ウェイバックマシン)”. コナミ. 2022年8月28日閲覧。






固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶」の関連用語

遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS