桃音しおんのラノベ日記 用語

桃音しおんのラノベ日記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/13 01:43 UTC 版)

用語

私立浩葉学園(しりつこうようがくえん)
歩や汐音が通っている学校。初等部、中等部、高等部が全て1つの広大な敷地内にある。中等部からは希望すれば学生寮に入ることが出来る。
汐音に起こった5件の誘拐未遂事件のうち、3件は初等部の男性教員が起こした。いずれの教員も県外の学校へ転勤という処置を取ったが、学園側はこの事実を隠ぺいしている。
初等部の5月のスローガンは「廊下は走らない。友達と仲良くする。汐音ちゃんには手を出すな!」となっている。
ライヴライヴ!
歩のデビュー作。ストーリーは、顔も素性も明かさずただネットに曲をアップし続ける人気バンドと、そのドラムの正体がクラスメイトの女の子だということを偶然知ってしまった主人公が、紆余曲折あって一緒にバンドを組むという学園青春ラブコメ。1巻の売り上げが芳しくなかったため、1巻の発売から1か月で打ち切りが決まった。初版発行部数は1巻が18,000部、2巻は12,000部、3巻は6,000部だった。
パーフェクトブラック
桃音しおんのデビュー作。アニメ化が決定している。「パフェブラ」と訳されることがある。元々は真山景がプロットを書いて自らボツにした作品であったが、汐音が家に眠っていたプロットを見つけ、それを元に物語を作り上げた。
ストーリーは魔法が存在する1つの国を舞台にしたファンタジーもので、漆黒機関と呼ばれる国家直属の魔法管理局に入るために奮闘する学生たちを描いている。また、バトル要素がかなり強い作品となっている。
大手小説投稿サイトに投稿したところ400万PVを超える大ヒットを記録した。それを桃香が見つけ、汐音を作家としてデビューさせた。小説も次々と増版が決定し、最終巻である5巻の帯には「累計100万部突破!」という文字が躍っていた。
桃音しおんのペンネームもこの作品の裏事情から付けられた[注 2]
パーフェクトホワイト
パーフェクトブラックのスピンオフ作品。パーフェクトブラックのアニメ化が決定したことで、企画が持ち上がっている。世界観はパーフェクトブラックと同じだが、バトル要素が多かったパーフェクトブラックと異なり、パーフェクトホワイトはラブコメ要素が強い作品となる。
現在汐音は新シリーズを書いているうえにパーフェクトブラックのアニメ化も決定している。このため仕事の量が膨大なものとなり汐音が壊れることを危惧した桃香は原案を汐音が作り、別の人にストーリーを書かせることを提案したが、汐音は納得していない。
それでも僕らは悪夢を抱いて
ナツメが新人賞に送った作品。ストーリーは他人の夢の中に潜ることができる能力を持った主人公とヒロインが、人間の夢の中に潜ってその精神エネルギーを喰らう存在と抗争を繰り広げる現代異能バトルアクション。
ベテランの売れっ子作家が出した企画と内容が被ってしまい落選となった。

注釈

  1. ^ スランプに陥った時に、「先輩作家の執筆方法を参考にしたらどうだ?」と桃香がアドバイスをしたところ、ある作家が過去にツイッターに「ただいま全裸で執筆中!マジはかどるぜ!」みたいなことを書き込んでいるのを参考にしたため。
  2. ^ パーフェクトブラックの原案者が桃香で作者が汐音という事から、それぞれの名前の漢字を1文字ずつ取り、汐音という名前を平仮名に直したのがペンネームの由来となっている。

出典

  1. ^ 講談社ラノベ文庫既刊案内-2013年8月刊行”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2013年8月6日閲覧。
  2. ^ 小説第1巻あとがきおよび公式サイトにおける記述より。
  3. ^ 小説第1巻あとがきにおける記述より。
  4. ^ 公式サイトにおける記述より。
  5. ^ 桃音しおんのラノベ日記 公式サイト”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2013年8月6日閲覧。
  6. ^ a b 桃音夕音的輕小說日記”. 東立Online. 東立出版社. 2014年7月8日閲覧。
  7. ^ 講談社ラノベ文庫 桃音しおんのラノベ日記 作品紹介”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2013年8月6日閲覧。
  8. ^ a b 講談社ラノベ文庫 桃音しおんのラノベ日記 既刊情報”. 講談社コミックプラス. 講談社. 2014年3月7日閲覧。


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