我思う、ゆえに我ありとは? わかりやすく解説

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我思う、ゆえに我あり

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/13 16:08 UTC 版)

我思う、故に我在り」(われおもう、ゆえにわれあり、: Je pense, donc je suis[1]: Cogito ergo sum)は、デカルトが仏語の自著『方法序説』(Discours de la méthode)の中で提唱した有名な命題である。『方法序説』の他、『省察』、『哲学原理』、『真理の探究』でも類似した表現が使われているが、一様でなく、その解釈について争いがある。ラテン語訳のCogito, ergo sum(コーギトー・エルゴー・スム、cogito =我思う、ergo = 故に、sum = 我在り)との標題が有名だが、これは第三者の訳による『真理の探求』で用いられたもので、デカルト自身がこのような表現をしたことはない。『方法序説』の幾何学部分以外は、神学者のエティエンヌ・ド・クルセル(Étienne de Courcelles)がラテン語に訳し、デカルト自身が校閲し[2]Ego cogito, ergo sum, sive existo との表現がされている。デカルト自身がラテン語で書いた『哲学原理』(Principia philosophiae)ではego cogito, ergo sum[3]、『省察』では、Ego sum, ego existo [4]と表現されている[5]


  1. ^ Œuvres de Descartes, éd. Ch. Adam & P. Tannery(AT), Vrin, VI, 32, 1996.
  2. ^ ルネ・デカルト著『方法序説』落合太郎訳、岩波書店〈岩波文庫〉、1967、「解題」6-7頁
  3. ^ Principia philosophiæ, I, 7.
  4. ^ AT. VII, 25
  5. ^ ルネ・デカルト著『方法序説』、山田弘明訳、ちくま書房〈ちくま学芸文庫〉、2010、234-235頁
  6. ^ 中村元 (1984). ブッダのことば : スッパニーダ:Suttanipāta. Nakamura, Hajime, 1912-1999.. Tōkyō: 岩波書店. ISBN 4003330110. OCLC 173514637. https://www.worldcat.org/oclc/173514637 


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