対レイシスト行動集団 批判

対レイシスト行動集団

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/20 06:56 UTC 版)

批判

ニューズウィーク

ニューズウィーク日本版は、有田の上記発言に対し、「法をないがしろにすると受け止められかねない発言だ」と非難し、「『韓国人女性=腐れ売春婦』というプラカードを堂々と街頭で掲げる差別活動は到底、容認されるものではない。しかし差別的な言論を暴力や権力といった「力」で抑え込もうとするだけでは、憎しみが消えるどころか、新たな憎悪の連鎖を生むだけだ」「日本は独り善がりの『正義』と腕っ節ばかりが支配する息苦しい国になるのか」などと批判した[3]。また、「『反差別』という絶対的な大義を盾に、相手の言動に少しでも差別的な響きがあれば容赦なく身元や過去を暴き、徹底的な批判を加え、社会的生命を抹殺しょうとする」活動を行っていると批判した[3]。また、有田が反ヘイト団体を「ぎりぎりまでやってくれる」などと賞賛する発言について、「法をないがしろにすると受け止められない発言である」と批判し、「有田は現在の左翼の集落が我慢ならないのだろうか」と疑問視している[3]

これについて、有田は、記事掲載翌日に「読みました。久びさのだまし討ち記事で、呆れています」とツイートし、「まったく迫っていないお笑い憎悪記事」、「誤った認識から出発すると誤った結論しかないという典型」、「内容がスカスカ」、「記者が事実を書かないとは驚くべきことだ。捏造に近い」などと批判した[52]。また、後日、有田が深田から取材を受けた際の取材方法についても、「記事のテーマを隠した取材などまともな記者なら絶対にやらないだまし討ち」と再び批判した[52]

また、野間は、「彼(ニューズウィーク記者)は行動保守や在特会への批判はほとんどせず、それに対抗する側のあら探しをして、それもまた差別だと言っているわけですが、普通に考えて。先にきちっと断罪すべき“悪”があるでしょ?カウンターの批判は大いにやるべきだけど、ああいうバランスを欠いたものを見ると、彼の目的が反レイシズムでも反ヘイトでもないのは明らかでしょう。記者と『ニューズウィーク』はヘイトに加担したにすぎない」などと反論している[17]

朝日新聞

朝日新聞は、在特会もしばき隊も「どっちもどっちだな」という印象を受けるとし、デモに抗議するにしても他にやりようはないのか、汚い罵倒の応酬ではなく他の手段を取るべきと批判している[53]

これに対して野間は「上品な左派リベラル」の抗議行動は「たとえ正論でも人の心に響かない」とし、「自分たちのほうに正義がある」「ヘイトスピーチ対カウンターというのは“正義と正義のぶつかり合い”ではない。」「この問題をそういうふうに捉える時点であなたたち(朝日新聞)は間違ってますよ。」などと反論している[17]

個人

  • 池田信夫は、しばき隊の「カウンター」を「街頭で在特会に罵声を浴びせる活動」と述べている[54]
  • 金沢大学の仲正昌樹教授は、在特会としばき隊の関係について「メディアと警察に守られながら過激さを競い合うコントそのもの」と批判している[3]
  • 中川淳一郎は、在日韓国人の窮状に関するネット記事のアクセスランキングが恣意的に下位に落としていると決めつけたTwitterを、しばき隊メンバーがツイートしたことがきっかけで、「カウンター」関係者からの罵倒を受けるようになり、「ネトウヨはとんでもないが、カウンターもどうしようもないバカだらけだ」と思うようになり、ついには「どっちもバカだが、ネトウヨの方がカウンターよりマシ」と考えるようになったという[1]。また、「カウンター」内部の「追放騒動」や「リンチ事件」等について、「ちょっと過激過ぎでは?」などと反論すると、「集団で一斉に、罵倒ツイートを浴びせてくるようになる」と述べている[1]



  1. ^ a b c d 中川淳一郎 (2017年3月10日). “「これまでの記事を撤回したい…」沖縄で私はモノカキ廃業を覚悟した”. 講談社. 2017年3月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年10月21日閲覧。
  2. ^ 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・シールズ 集英社新書WEBコラム
  3. ^ a b c d e f g h i ニューズウィーク日本版 (Newsweek Japan) 2014年6月24日号 p.32-35「反差別」という差別が暴走する 深田政彦
  4. ^ 平成27年(ワ)294号慰謝料請求事件 口頭弁論終結日平成27年9月3日判決文の前提事実より
  5. ^ (インタビュー)ヘイトスピーチをたたく 「レイシストをしばき隊」野間易通さん(アーカイブ) - 朝日新聞デジタル 2013年8月10日配信
  6. ^ @kdxn 2013年1月12日15時22分、野間易通のツイート 野間易通 on Twitter 2013年1月12日
  7. ^ @kdxn 2014年4月24日15時48分、野間易通のツイート 野間易通 on Twitter 2014年4月24日
  8. ^ 片仮名で「シバキ隊」と表記されることもあるが、正式名称は平仮名で「しばき隊」である。
  9. ^ 神原 2014, p. 12.
  10. ^ @kdxn 2014年5月27日11時39分、野間易通のツイート
  11. ^ 「CRAC」と表記されることもあるが、正式には「C.R.A.C.」。
  12. ^ 反レイシズムの「しばき隊」が解散しC.R.A.Cが始動アメーバニュース 2013年10月1日10時45分配信)
  13. ^ C.R.A.C.”. 2015年3月5日閲覧。
  14. ^ a b c 余命プロジェクトチーム 2016, p. 29-31.
  15. ^ 余命プロジェクトチーム 2016, p. 104.
  16. ^ ABOUT Counter-Racist Action Collective
  17. ^ a b c d 反ヘイト集団“しばき隊”は正義なのか? 首謀者・野間易通に直撃! p.3 LITERA/リテラ 2014年9月4日
  18. ^ 朝日新聞 2013年4月28日朝刊、35面「敵がいる」
  19. ^ 大阪府警による日本軍「慰安婦」問題解決運動への弾圧に抗議します!、日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク
  20. ^ http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160113-00010004-agora-soci
  21. ^ http://agora-web.jp/archives/1666390.html
  22. ^ 秋葉原の安倍晋三首相の演説で、「安倍やめろ」のコールをしたのは誰?“場外戦”に発展も産経新聞 2017年7月7日
  23. ^ https://twitter.com/kdxn/status/882279493338976256
  24. ^ (インタビュー)ヘイトスピーチをたたく 「レイシストをしばき隊」野間易通さん 朝日新聞 2013年8月10日朝刊
  25. ^ 二階堂友紀「反差別、ともに歩もう 国や立場超え、連帯広がる」、朝日新聞。2015年7月7日夕刊4版1面。
  26. ^ 林啓太、沢田千秋「カウンターの時代」、東京新聞。2015年6月9日11版22、23面。
  27. ^ a b 神原 2014, p. 42.
  28. ^ 豊田有恒・祥伝社・朝日新聞「こと韓国相手では、同じ地球人ではなくどこか遠い星の宇宙人だと考えたほうが、対応を誤らないだろう」-C.R.A.C.公式ページ 文中に「C.R.A.C.の弁護士・神原元」とある
  29. ^ 神原 2014, p. 148.
  30. ^ 神原 2014, p. 奥付ページ.
  31. ^ 神原元のツイッター
  32. ^ 神原 2014, p. 16.
  33. ^ 神原 2014, pp. 26-31.
  34. ^ 神原 2014, p. 31.
  35. ^ 神原 2014, p. 172.
  36. ^ 神原 2014, pp. 38-39.
  37. ^ 神原 2014, pp. 50-52.
  38. ^ a b 神原 2014, p. 41.
  39. ^ 神原 2014, p. 176.
  40. ^ 神原 2014, p. 177.
  41. ^ ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会 2014, pp. 97-98, 109-119.
  42. ^ 人と今 「仲良くしようぜ」をかかげて”. 2014年1月15日閲覧。
  43. ^ a b “ツイッターで暴言三昧、新潟日報報道部長の因果応報(下)”. ダイヤモンド・オンライン: p. 1. (2015年11月28日). http://diamond.jp/articles/-/82307 
  44. ^ 壇宿六(闇のキャンディーズ)の2015年11月23日のツイート
  45. ^ 壇宿六(闇のキャンディーズ)の2013-09-12 22:54:21のツイート
  46. ^ 壇宿六(闇のキャンディーズ)の2013年9月23日22:17のツイート
  47. ^ a b c <光復節特集>カウンター、対ヘイトスピーチ効いてきた<4団体の素顔> 民団新聞 2014.8.15
  48. ^ INTERVIEW : 中川敬 OTOTOY 2013年6月29日付
  49. ^ ソウルフラワー激動の時代に放つ4年ぶり新作 ナタリー 2014年9月2日付
  50. ^ 神原 2014.
  51. ^ 井手実「当事者として民主主義に向き合う」しんぶん赤旗2015年2月8日。
  52. ^ a b 参議院議員・有田芳生氏、「ニューズウィーク日本版」の取材に呆れ 「まともな記者なら絶対にやらないだまし討ち」「捏造に近い」、livedoorニュース、2014年6月17日、2016年5月23日閲覧。
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  56. ^ 2013年6月17日14時25分、野間易通のツイート 野間易通 on Twitter 2013年6月17日
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  77. ^ 大手証券会社社員が「上場廃止になるまで追い込まないと」とツイートしたとして炎上 ネット上での指摘に会社側は「把握しているが…」 産経新聞 2016.11.7
  78. ^ 証券業界にも波紋が……“しばき隊”関連団体メンバーだった大和証券部長「身元バレ」の後始末 エキサイトニュース 2016年11月16日
  79. ^ 役員の異動について 11/28(大和証券)
  80. ^ 大和証券が「ネット炎上」の過激なツイート部長を更迭
  81. ^ 「対レイシスト行動集団」メンバー、“車庫飛ばし”で逮捕
  82. ^ 2019 7月 3 : デジタル鹿砦社通信
  83. ^ Mリンチ事件で敗訴したエルネスト金氏の損害賠償金問題、未払いの背景にカウンター運動の非人間性か? | MEDIA KOKUSYO
  84. ^ 2019 7月 3 : デジタル鹿砦社通信
  85. ^ Mリンチ事件で敗訴したエルネスト金氏の損害賠償金問題、未払いの背景にカウンター運動の非人間性か? | MEDIA KOKUSYO
  86. ^ 元しばき隊メンバー著『日本会議の研究』がベストセラーに、朝鮮日報日本語版、2016年6月28日、2016年6月29日閲覧。
  87. ^ 週刊金曜日 (2016年12月27日). “性的「暴行」事件を起こした『日本会議の研究』の著者・菅野完氏をめぐる「運動体」の対応”. 週刊金曜日からのおしらせ. 2017年1月18日閲覧。
  88. ^ 田中 2016.
  89. ^ 新大久保駅前弾圧救援会公式サイト




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