吸血鬼すぐ死ぬ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 04:07 UTC 版)
作中の用語
- 高等吸血鬼(バンパイアロード)
- ドラルクなどのもっとも知能の高い吸血鬼たち。耳が尖り、牙が生えている。日光に弱いものが多い。鏡やフィルムには映らないが、尻に力を入れると映ることができる。変身能力や催眠能力、外界の干渉を遮断する結界を張る能力など、吸血鬼によってさまざまな能力を有しており、野球拳大好きのように複数の能力を組み合わせて運用している者もいる。
- 真祖(しんそ)
- 吸血鬼一族の血筋の始まりである、最も古い吸血鬼。ドラルクの祖父がドラルクの一族の真祖であるほか、エルダーがマナー違反の真祖にあたる[72]。
- 古き血の吸血鬼(ふるきちのきゅうけつき)
- 高等吸血鬼の中でも特に古株の吸血鬼。古き吸血鬼とも呼称される。吸血鬼と人間が対立していた時代から活動しており、当時は脅威として恐れられていた。作中で古き血の吸血鬼と呼称される登場人物のうち、ドラウス、ノースディン、デッケー、エルダー、ヴェントルー、イシカナの6名は定期的に会合を開いており、時折Y談おじさんも乱入する。
- 使い魔(つかいま)
- 吸血鬼の血を呑むことで超自然的な力を分け与えられた動物。吸血鬼とともに長い年月を生きることができる。
- ダンピール
- 人間と吸血鬼のハーフ。基本は人間だが、吸血鬼を人間と見分けたり、存在を感知したりと、特殊な能力を持つ。その能力を活かして、吸血鬼を退治する職に就くことが多い。血液錠剤を服用することで、一時的に身体能力を上昇させることが可能。
- 吸血鬼も同族である吸血鬼を探知する能力を持つが、ダンピールのそれは吸血鬼よりも強力。なお、普通の人間には吸血鬼と人間の区別はつけられない。[92]
- 下等吸血鬼(かとうきゅうけつき)
- 動物・虫・植物などが吸血鬼化した存在。知性が低く、危険度も相対的に低い。人間の血を吸っても吸血鬼にすることはできず、まれに仮性吸血鬼化させることはあるが、一過性のものでしかない[93]。
- ツクモ吸血鬼(ツクモきゅうけつき)
- 吸血鬼化した無機物。吸血鬼の能力で半生物化させた物質や、長く使われた道具が付喪神のように吸血鬼化したものなどの通称で、わりと珍しい存在。
- 仮性吸血鬼(かせいきゅうけつき)
- 吸血鬼化した小動物や虫などに噛まれて吸血鬼化した人間。日光アレルギーや嗜血症(しけつしょう)、牙が伸びたりするなどの症状が起きるが、注射を打てば治り、予防接種で防げる。罹患者の素質次第では怪力を発揮する、超音波を放つなどの吸血鬼の超自然的な能力に目覚める場合もある。
- 吸血野菜(きゅうけつやさい)
- 収穫し忘れたり古くなったりした野菜が吸血鬼化したもの。ウリ科の野菜が特に吸血鬼化しやすく、吸血野菜が1つでもあると、周囲にあるほかの野菜も吸血鬼化してしまう。廃棄する際にはVRCに引き取ってもらわないといけない。調理自体は可能だが吸血鬼化した時点で致命的に不味くなっており、料理上手のドラルクをもってしても試食したロナルドやジョンを瀕死に追い込むほどである。
- ニホンオッサンアシダチョウ
- 足にスネ毛の生えたダチョウ。新横浜周辺や鶴見川下流に生息する害鳥。肉は美味。ドラルクの祖父が持ち帰った結果、トランシルヴァニアの一部にも定着してしまっている。
- ボルンガ共和国(ボルンガきょうわこく)
- 作中に存在する架空の国。首都はイガイトサカエトル。日本と親交が深く、新横浜にもボルンガ共和国出身者が多く居住する。
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