全国民主労働組合総連盟
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指導部と関連諸問題・組織構成
指導部不在の長期化
2012年10月、労総改革の一環として2013年から実施される予定であった委員長の直接選挙制が三年延期[18]された責任を取ってキム委員長が辞任表明した[19]。11月の正式辞任[20]後、民主労総はチョン副委員長を中心とする職務代行体制に移行したが、直接選挙制問題で直後に辞任。12月にペク・ソックン建設産業連盟委員長を中心とした非常対策委員会体制となった[21]。
2013年1月の定期代議員大会では役員直接選挙制2年延期を骨子とした改正規約案が可決した。これにより2月末の代議員大会で第7期指導部を代議員による間接選挙制で選出し、2015年から任期が始まる第8期指導部については組合員による直接選挙制で選出される事となった[22]。しかし、3月に行われた代議員大会は議決定足数不足で流会、4月23日の代議員大会は定足数を上回って成立したものの選挙人名簿に署名した代議員の数が選挙成立に必要な定足数を超えなかったため、投票が成立しなかった[23]。指導部空白状態が長期化した結果、代議員大会の信頼失墜と労総内部の対立激化を招く結果となり、空白状態の更なる長期化を招く事態となった[24]。
7月18日に行われた臨時代議員大会にて第7期役員選挙が行われ、決選投票の末、起亜労組出身で民主労総副委員長を務めたシン・スンチョルが委員長に、建設連盟政策室長を務めたユ・ギスが事務総長にそれぞれ当選し、8ヶ月余り続いた指導部空白状態に終止符をうった[25]。
組合員の直接選挙による新執行部発足
紆余曲折を経て、民主労総は2014年10月2日に選挙公告を発表、委員長と首席副委員長、事務総長を組合員の直接選挙で選出する選挙がおこなわれることになった[26]。
選挙には4つのグループが立候補[27]し、12月9日に投票が行われたものの4グループのいずれも半数を超える得票を獲得できず、ハン・サンギュンを委員長候補とする政派連合選挙本部(民主労総最大政派の全国会議と中央派、国民派の一部による候補者グループ)とチョン・ジェファンを委員長候補とする左派グループ(労働者階級政党推進委と労革推、労働者連帯、労働戦線など左派グループによる候補者グループ)による決選投票が行われることになった[28]。26日に行われた決選投票の結果、ハン・サンギュン候補者グループが勝利[29]し、2015年1月から第8期指導部体制がスタートした[30]。
加盟単産
加盟単産は16団体。主な所属単産は、現代労組・全国教職員労働組合・ソウル市地下鉄労組など。
- 全国建設産業労働組合連盟
- 全国公共運輸労働組合連盟
- 全国公務員労働組合
- 全国教授労働組合
- 全国教職員労働組合
- 全国金属労働組合
- 全国大学労働組合
- 全国民間サービス労働組合連盟
- 全国保健医療産業労働組合
- 全国金融事務労働組合連盟
- 全国民主環境施設一般労働組合連盟
- 全国IT産業労働組合連盟
- 全国言論労働組合連盟
- 全国女性労働組合連盟
- 全国化学繊維労働組合連盟
- 韓国非正規職教授労働組合
出典:2010년 11월 현재 조직현황(2010年10月現在の組織現況)、民主労総ホームページ(2011年5月31日閲覧)
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- ^ 민주노총 ‘제1노총’ 첫 등극…“노·정관계 새판 짜는 계기 돼야” 한겨레. (2019年12月25日)
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- ^ 全国民主労働組合総連盟 - 文在寅政府民主労総への弾圧に対する立場
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- ^ “民主労総 初の直選委員長にハン・サンギュン元双龍自動車支部長が当選”. ハンギョレ. (2014年12月26日) 2015年3月29日閲覧。
- ^ “韓国:民主労総新任執行部「朴槿恵の暴走をゼネスト闘争で止める」”. レイバーネット(原文チャムセサン). (2014年12月30日) 2015年3月29日閲覧。
- 1 全国民主労働組合総連盟とは
- 2 全国民主労働組合総連盟の概要
- 3 指導部と関連諸問題・組織構成
- 4 関連項目
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