中国・台湾の写真史
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20世紀前半
歴史
20世紀になると、中国人の写真家も多く活躍するようになり、例えば、「写真の歴史」(ナオミ・ローゼンブラム、美術出版社、559ページ)においても、この時期について、ドキュメンタリー系の次の2名の写真家の図版が紹介されている。
- リウ・バン・ノン(劉半農、Liu Ban Nong、1891-1934)
- チャン・イン・クァン(張印泉、Zhang Yin Quan、1900-1971)
また、これらのドキュメンタリー的な作品とはまったく異なり、風景写真においては、朗静山(ラン・ジン・シャン、Lang Jing Shan、1892-1995)のような、ピクトリアリスムの中国的な解釈、いわば、写真を使って水墨画を実現するかのような作品も制作され始めている。
1920年には、上海で「時報」という写真週刊誌がその刊行を開始している。また、1922年には、「摄影雜誌」という写真月刊誌がその刊行を開始している。
主要な写真家
(注記がないものは、中国大陸の写真家)
- 陳萬里(1892-1969)
- 黄振玉
- 呉中行(1899-1976)
- 敖恩洪(1909-)
- 友寄景:台湾
- 潘達微(1880-1929)
- 劉體志
- 傅秉常
- 胡伯翔(1896-)
- 張珍侯
- 黄伯恵
- 周痩鵑(1882-1969)
- 毛松友(1911-)
- 徐緑芙
- 周練霞
- 陳荊鴻
- 舒新城
- 鄧南光(鄧騰輝、1907-1971):台湾
- 盧施福(1898-1983)
- 陳傳霖
- 林澤蒼
- 曹雲甫
- 向慧庵
- 但杜宇
- 鄭景康(1904-1978):香港
- 彭瑞麟
- 陳克立
- 江叔謙
- 張才(1916-1995):台湾
- 李釣綸(1908-)
- 徐徳先:台湾
- 王小亭
- 呉印咸
- 林壽鎰
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