ランニングアート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/08 02:10 UTC 版)
ランニングアートの定義
ランニングアートの定義は次の通り。これは、ランニング限定であることを除けばGPSアート共通の定義である。
- コースを完走していること。
- マウスや手を通して描かれた線画やベクトル線ではないこと。
- ランニングアプリ生成のルート、または完走記録のスクリーンショットであること。
- GPS衛星や位置情報センサーを通して描かれた軌跡であること。
同じ意味の名前
下記はランニングアートと同じ意味である。
- お絵かきラン(GPSお絵かきラン)
- GPSラン
定義の重要性
世界のランニングアート公募の中で、完走していない、ランニングしていない、ランニングできないコースが大賞に選ばれ、物議になったことがある。GoogleMaps等の電子地図に直接手やマウスで線を描いた画像をランニングアート、GPSアートとして公開している例は今でも多い。GPS衛星とGPS受信アプリを通し、かつ実走していてこそランニングアートと言える。手や足などの身体で直接描けない、通信を通した不安定で不確かな描画性こそが、ランニングアート、GPSアートの面白さ、ユニークさ、独自性である。ここに定義の重要性がある。
完走による安全性確保の重要性
コース設計者以外のランナーがGPXや地図アプリによってコースを利用する場合、設計者自身がコースを実際に走り終えていることが重要。コース設計の土台となっている衛星写真は過去の写真である。よって、撮影後の区画整備や建設工事など道路自体が無くなることも稀にあり、過去の地図に頼って走ることは時に危険である。よって、コース設計者は事前に自ら完走しておくことで、他の走者の安全を担保することがとても重要になる。
GPSアートの種類
ランニングアート以外にも自転車や、車、飛行機、徒歩などさまざまな走法を含んだ、より広い定義として「GPSアート」がある。GPSアートには走法や絵の種類、アプリの種類と国によって、または描く題材によって、さまざまな呼び方があり、大きく以下のように分類できる。
使用アプリ
下記ランニングアプリを主に利用する。
- Nike Running Club
- Adidas Running
- Runkeeper
- TATTA
- Strava
- 悦跑圈
- 1 ランニングアートとは
- 2 ランニングアートの概要
- 3 ランニングアートの主な作者
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