ラジルギ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/31 08:38 UTC 版)
ステージ構成
面数 | ステージ | BGM | 中ボス | ボス | ボスBGM |
---|---|---|---|---|---|
1 | 学校 〜 駅前 | ukiha shopping mall | (無し) | 西浮羽駅ビルメンテナンスシステムBC-0096 | the ordinary people |
2 | 公園 | a day in the park | 大型汎用清掃車こぎれいくん | ||
3 | 軌道エレベーター工区 | 2 the Sky | SWS-T808宇川カスタム | (株)イーハンマー重機AR-UMI39K | |
4 | ハイウェイ地帯 | i hate the sun | SWS-T808嶋田カスタム | 新初台東3 | |
5 | MPP本社ビル | 24/7 | SWS-T808白川カスタム | フィナーレ 〜 フィナーレ・ファイナルモード | FINALE 〜 asagiri |
移植版の独自要素
ジェネリック(GC版)
- 任意のステージを選んでプレイが可能な「スコアアタックモード」の追加。
- 最大倍率が256倍まで引き上げられ、BGMもリミックスされた「まんぷくモード」の追加。
プレシャス(PS2版)
- 「スコアアタックモード」の追加(内容はGC版と同様)。
- 難易度が大幅に上昇した高難易度版「おかわりモード」の追加。BGMはまんぷくモードと同様のリミックス版となっている。
- 他機種版と比べて処理落ちする場面が増えている。
開発
本作は、前回作『カオスフィールド』とは対照的な作風にし、かつ当時流行していたケイブの弾幕シューティングゲームに対抗するという方針が立てられた[1]。
また、『カオスフィールド』は多人数による複雑な開発になってしまったという反省から、本作の開発体制は少人数で行われ、永田大祐が音楽・世界観・タイトルを担当した[1]。 永田が検索したらすぐ出てくるタイトルにしたいと考えていた当時、花粉症の時期だったことから、空中の物質によって主人公がアレルギー反応を起こすという物語を思いつく[1]。また、当時はフィーチャーフォンの普及率が高かったことから、電波(radio)によるアレルギー(allergy)というアイデアを思いつき、『ラジルギ』というタイトルにした[1]。 フィーチャーフォンというモチーフはゲーム画面の背景やユーザインタフェースにも現れているほか、本作の宣伝記事も顔文字を多用したものが使われた[1]。 また、キャラクターの名前は、永田が大きく影響を受けているテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』へのオマージュとして、漢字の姓とカタカナの名前という組み合わせが用いられた[1]。 本作のグラフィックは『ジェットセットラジオ』に影響を受ける形でトゥーンレンダリングが用いられ[1]、キャッチコピーである「トゥーンでぇポップなぁ電波系ぇシューティングぅ」はそれを反映している。
反響
『斑鳩』や『サイヴァリア』といったクールなゲームが出ていた中で、本作は一風変わったゲームとして受け止められた[1]。
評価
AMショー2005出展機種人気ランキングビデオ基板部門トップ10にランクイン[2]。
固有名詞の分類
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