メトロイドプライム ハンターズ ボス

メトロイドプライム ハンターズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/20 09:57 UTC 版)

ボス

本作では他のバウンティハンターを除くと合計10体(ラストボス含め)のボスキャラクターが各惑星の宝物守護室に2種類ずつ存在しており、オクトリスを守護している。

クレタフィッド系
アレンビック族が建造した兵器郡の中でも、防衛戦に特化した柱状の防衛兵器。基本的に中央の固定台座から移動する事はできない(Ωのみ例外)。
全レーザー砲が一定のダメージを受けると全機能が一時停止してしまい、その際弱点となる内部コアが冷却のため一時的に露出する。尚、内部コアは共通してショックコイルに対する耐性が低い。
クレタフィッドα
クレタフィッド系の初期型。ケミカルレーザー砲を多数搭載している。
クレタフィッドγ
クレタフィッド系の改良型。ケミカルレーザー砲が排除されたが、熱源探知で侵入者を自動追尾可能なプラズマ誘導弾を多数搭載している。尚、誘導弾はビーム攻撃で相殺する事ができる。
クレタフィッドZ
クレタフィッド系の上位機種。ケミカルレーザー砲とプラズマ誘導弾の両方を搭載している。
クレタフィッドΩ
クレタフィッド系の最上位機種。上記2種類の武装に加えて、自走能力を備えている。本体に接触するとダメージを受けてしまう。
スレンチ系
アレンビック族が建造した球状の防衛兵器。基本的に部屋の奥で待ち構えている。中央の目の様な部分が弱点であり、バリア喪失中はオープンモードに移行して分離・浮遊移動しながら攻撃を行う。
γ以降のスレンチはタレットも含めて、特定の弱点攻撃(スレンチの反属性)以外は効果がない。
スレンチタレット
スレンチ本体のバイオアームから供給される様々な特殊エネルギー弾を発射する自動砲台。3機のタレットが本体防御用のバリアを常に展開しており、一定のダメージを受けると一時的に全機能が停止してバリアが解除される(一定時間で再生するため、それまでに素早く3機同時に停止させる必要がある)。
スレンチα-C
スレンチ系の初期型。基本的なビーム弾とプラズマ誘導弾の2種類の武装を搭載している。
スレンチγ-C
スレンチ系の改良型。タレットに超高熱エネルギーを供給、着弾した敵を炎上させる効果を持つが、内部構造が過熱により変化しており、低温エネルギーに対する耐冷性能が低下している。
スレンチZ-C
スレンチ系の上位機種。タレットに電気ボルトを供給、着弾した敵の視界を歪ませる効果を持つ。しかしバイオアーム及び本体の装甲構造が劣化しており、特定の重火器に対する耐性が低下している。
オープンモードの運動性能も強化されており、突進による直接打撃攻撃を行う。
スレンチΩ-C
スレンチ系の最上位機種。タレットに極低温プラズマエネルギーを供給、着弾した敵を凍結させる効果を持つが、内部構造の変更により、高温エネルギーに対する耐熱性能が低下している。
尚、唯一部屋の奥ではなく天井に待ち構えている。またオープンモードの運動性能も増加・変更されており、地面を転がる攻撃が追加されている。
シクロプス系
上記二種とは違い、中ボスとして現れるアレンビッククラスターの現生生物で名前通り単眼の巨人型のクリーチャー。作中には二種が登場する。戦闘BGMには『プライム』のパラサイトクイーン戦のアレンジが使用されている。
ファイヤーシクロプス
惑星アリノスに登場するシクロプス。溶岩から上半身だけを出し、両手で溶岩を交互に投げつけてくる攻撃を延々と繰り返す。一定時間が経過すると溶岩内に身を隠し別の場所に現れる。
攻撃に被弾すると、一定時間炎上ダメージを受けてしまう
フロストシクロプス
惑星アークテラの雪原に現れるシクロプス。被弾すると一定時間凍結して身動きが取れなくなる氷塊を投げつけてくる。属性以外の挙動はファイヤーシクロプスと同一。
ゴリア(Golia)
本作のラストボス。アレンビック族の姿を模した節足生物の様な姿にアームキャノンの様に変形した両腕から、他のバウンティハンターから吸収したビーム能力を使用する他、接近戦では触手や剛腕による強烈な物理攻撃を行う。尚、能力吸収の際に自身の体内エネルギー反応に不安定性が生じている。
ゴリア本体の外殻は全ての攻撃を受け付けないが、不安定になった身体特性の影響で、その攻撃能力に応じて両肩部のニューロン構造がエネルギー属性の変化を繰り返しており、そこへの反属性(弱点)エネルギーの攻撃によって腕を破壊できる。一定時間で再生するが、ほぼ2箇所同時に破壊すると弱点であるゴリアのエネルギー核が露出する。露出中は不安定性が解消されるため直接攻撃を行う事ができる(パワービームのみ、全ての弱点特性を無視する事ができる)。
ゴリアソウル(Golia soul)
ゴリアの真の姿。ゴリアとの戦闘中、一定の順番でオブリエットの壁面に描かれた紋様に対応するウェポンを撃ち込んだ後に、ゴリアを撃破すると登場する。ゴリアソウルと戦わず、変身前のゴリアを撃破してエンディングを見ると「mission complete...?」となり、真のエンディングは見られない。
手足が喪失した状態だが常に浮遊移動を行いながら、周囲から消失したアレンビックのエネルギー反応を求めて残存エネルギーを吸収しており、攻撃は余り積極的に行わない。外殻はやはり全ての攻撃を無効化してしまうが、オブリエットの最深部に存在するオメガキャノンでのみダメージを与える事ができる。尚、オメガキャノンを直接ゴリアソウルに向けると姿を消してしまう。戦闘BGMは『プライム』のメトロイドプライム(ヘッド)戦のアレンジが使用されている。

  1. ^ 『ファミ通ゲーム白書2007』エンターブレイン、2007年、393頁。ISBN 978-4-7577-3577-4 
  2. ^ 2020CESAゲーム白書 (2020 CESA Games White Papers). コンピュータエンターテインメント協会. (2020). ISBN 978-4-902346-42-8 






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