ポール・ギルバート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/05 07:40 UTC 版)
備考・補足
- ギターを手にして以来、1日に8時間以上は必ず練習をしている他、ミュージシャンになった後も、音楽理論や作曲法などの学校にも通って勉強している。
- 左手の指先には長年ギターを弾き続けた事による「たこ」が出来ているが、ポール曰く「指先が硬くなる分、押弦がし易くなり、今では演奏性にもかなり影響している。なのでその状態を維持するべく水回りの際には必ず手袋を着用している。」との事。
- レーサーX時代に、友人の姉のクレジットカードを使い、レンタカーを借りてツアーに出たが、他の州を回っている途中でタイヤがパンクしてしまった。その際に立ち寄ったガソリンスタンドで法外な値段をふっかけられた彼らは「レンタカー会社にこの額を請求しよう」と言って、領収書を送りつけた。しかし、実はそのレンタカーを借りる際に、少しでも料金を抑えるために、州内でしか走れない契約で借り出しており、州外で運転したことがばれるのではないかと、カードの明細が来るまでヒヤヒヤして過ごし、彼女への弁償のために、必死でライブした[8]。
- 大の親日家としても知られ、2年間日本に在住していたことがある。そのときに知り合って2005年に結婚したのが日本人である妻のエミ・ギルバート(旧姓山本)である。[9] また、ソロ・アルバムには「Boku No Atama(ぼくの頭)」という、たどたどしい日本語で歌った曲が存在する。エミとは再婚で、2014年に息子のマーロン・カンザンが生まれた[10]。
- ロサンゼルスで行われたパーティの席上で供された、菊水の日本酒の味に感心し、ボトルのデザインを取り入れたギターをアイバニーズにオーダー。2009年の再結成来日ツアーで使用した。
- フジテレビの音楽番組『LOVE LOVEあいしてる』出演時に、出演者に「北風一郎」という日本人名を付けてもらった。「北風一郎」の名刺やピックもある。
- 一時期、そのプレイの類似性や技術面から、バケットヘッドではないかと噂されたが、公式ホームページでそのことを否定している。
- 谷村新司のアルバム『半空 NAKAZORA』の収録曲「クリムゾン」に、ポールがギターで参加している。
- 2022年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放映後の番組「鎌倉殿の13人紀行」のBGMを担当している。多くの日本人が知るポールのヘビーメタルサウンドではなく、ドラマのコンセプトに合わせた情緒的な演奏を奏でている。
- 音楽学校Musicians Instituteを上手すぎて1年で卒業していると言われているが、当時のMIは1年制だったので技量は関係ない。
- ^ ポール・ギルバート/100%レーサーX(シンコーミュージック・エンタテイメント 2001年) 6p
- ^ “ポール・ギルバート、Li-sa-Xとの競演もあり超絶プレイを堪能できた一夜限りのZepp東京公演”. BARKS (2016年9月27日). 2018年8月29日閲覧。
- ^ この彼のパフォーマンスは、ライブやクリニックの際によく披露され、『ヘビメタさん』でも披露し、視聴者の度肝を抜いたが、実はこの技は、スウィープピッキングの音があらかじめ録音されたループペダルによって再現でき、あたかも歯でスウィープしてるように見せるだけだ、とクリニックでポール本人が明かした。ちなみに、そのとき彼が披露したもう1つの技は「尻でスウィープ・ピッキング」である。
- ^ レコーディングの様子はYOUNG GUITAR(シンコーミュージック・エンタテイメント)2002年8月号 73p~82p及び付属DVDに収録されている
- ^ 「PGM300の持ち過ぎで胸の形状が変ってしまったくらいだよ」とのこと。Ibanezの紹介ページ
- ^ マーシャル公式ブログ
- ^ ポール・ギルバート公式サイト機材ページ
- ^ レーサーXのアルバム『SUPERHEROES』のライナーノーツ参照
- ^ 公式ウェブサイト
- ^ “It's a Boy. — Paul Gilbert”. 2016年11月24日閲覧。
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