パドヴァ円形闘技場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/29 14:00 UTC 版)
概要
パドヴァ円形闘技場は、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥス(在位 前27年 - 14年)の統治期頃に造られたと考えられている。建物は楕円形で建物の外形は長辺134.26m、短辺97.31mであり、長軸は北東-南西を向いている。観客席の建物は2階建てで、外周壁には80箇所の入口アーチが並んでいた[1]。
この建物は17世紀に”発見”され、1880年から1881年と1906年から1907年に発掘が行われた。現在外周壁がかろうじて見える形で残存しているだけである。エレミターニ市立美術館の敷地内にあるが、ガリバルディ大通りや美術館の前庭から眺めることが可能である。
アクセス
- トレニタリア パドヴァ駅の南へ、徒歩 約600m
- トラム SIR 1線 Eremitani停留所下車 すぐ
参考文献
座標: 北緯45度24分41秒 東経11度52分44秒 / 北緯45.411377度 東経11.878800度
- ^ Roman amphitheatre at the park "Giardini dell'Arena" - Padova, by Università di Padova http://www.archeoveneto.it/portale/wp-content/filemaker/stampa_scheda_estesa_inglese.php?recid=34
- 1 パドヴァ円形闘技場とは
- 2 パドヴァ円形闘技場の概要
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