ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 〜紋章を継ぐ者達へ〜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/04 18:54 UTC 版)
世界観
ゲーム・ドラゴンクエストシリーズ初期の1 - 3作目「ロトシリーズ」の『III』と『I』の間に位置する物語として設定されているが、続編である作品の性質上、独自の展開や解釈がなされている。また、同じく藤原カムイを作画担当とする『ドラゴンクエスト エデンの戦士たち』においても同名のオリジナルキャラが登場している。
ここでは本作品における独自の設定を記載する。
- 失われし日
- 前作より20年後に起きたとされる、地上界のアリアハンを初めとした呪文が消失した期間。実際には異変は地上界のみならず、地下世界ラダトーム城の集団失踪の日と一致しており、事態は複雑な様相を呈している。後にアリアハンの教会において両者の異変に関連があると見られ、調査が続けられている。
- ラダトーム城の集団失踪は、それが起こった際に光の中に居て、鏡(もしくはガラス・金属)などの姿を映し出す物にその姿を投影された者のみがそこに吸い込まれた事が確認されている。事の発端は、アニスが自分に唯一気付いてくれた人間だとラーミアが勘違いしたことにある。ただ、彼の意向とは別に、その裏にはオーブ入手のためにアニスを利用しようとした(オーブの泉の水を彼女に飲ませて記憶を操作したり、アランたちからアニスの記憶を奪ったりなど)クインゾルマの意図があった。
- 呪文の消失により生活と社会の基盤が崩壊し、またアラン・アステアの2人の統治者を失った事により、アレフガルドは荒廃の一途をたどる。
- 呪文消失の原因は、全ての呪文の源となっていた三種の神器が聖域から持ち出されたことでパワーバランスが崩れた結果である。
- 6つのオーブとラーミアの役割
- それぞれ赤・黄・紫・銀・青・緑のオーブ。ラーミアの卵を現世に孵すのが本来の役目。器たる卵によって、ラーミアは転生を繰り返し消滅することがない。
- ラーミアの本来の役割は、オーブを介して世界の運行を見守り、神の世界と人の世界を繋ぐことである。
- 本項で紹介しているラーミアと、異空間にいる人型のラーミアとの関係は長らく謎とされていたが、ラーミア本人の発言などから、両者が同一であることはほぼ確実となった。
固有名詞の分類
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