トワイライト (小説) 用語

トワイライト (小説)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/15 09:01 UTC 版)

用語

トワイライトにおける吸血鬼の特性

人狼の仇敵。冷人族や血を飲む者、冷人とも呼ばれる。空腹時の目は暗赤色で、渇きが満たされた時は鮮やかな赤色をしている。これは人間の血を飲んだときの変化である。また肌は一様に白く、目の下にはクマがある。とてつもないスピードとパワー、大理石のように固い皮膚、食虫植物のように人間を引きつける外見や体から出る芳香、毒のある鋭い牙がある。毒は人間や動物に対しては激痛で体を麻痺させ動けなくするように働き、人狼にとっては命を取るものとなる。人間へ毒を注入し血を吸って毒を抜かず放置すれば、その人間はヴァンパイアになる可能性が高い(条件としてその苦痛に肉体的に耐えられる体を持った人間と、血を完全に吸わずに耐えうる尋常でない忍耐力を持ったヴァンパイアの間でのみ成功する)。不老不死の存在である。人間だったときの特性が強化され、それが能力となると考えられている。吸血鬼の存在はヴォルトゥーリ一族によってはるか昔から守られてきた。カレン一族とデナリの家族は人間の血を飲まない「菜食主義者」なので、渇飢時は黒い瞳、飢えが満たされた時は明るいゴールドの瞳をしている。聖水や十字架、ニンニクなどを弱点とする古典的吸血鬼は存在しない。日光に当たると、体はダイヤモンドのように光輝く。これは吸血鬼の細胞が水晶体だからである。

毒 (venom)
吸血鬼の肌が青白いのは転生時に毒が皮膚の色素を吸い取ってしまうから。また転生すると人間の時にあったタトゥー(刺青)や傷痕、あざなどはすべて消される。吸血鬼の体中に毒のようなものが潤滑液としてめぐらされていて、吸血鬼の堅い細胞どうしがこすれあっても自由に動くようにしている。(たとえば眼窩や口腔)引火性があるので吸血鬼に火をつけるとあっという間に炎が上がる。毒は人間以外の人狼を含む動物に対しては致死性があるため、人間以外は吸血鬼になることができない。
見た目は人間の犬歯と同じで、大きかったり長かったりすることはない。しかし、淵が非常に鋭利で吸血鬼の皮膚でさえ噛みちぎることができる。
転生直後のヴァンパイアの特徴
転生後しばらくは、自身の人間の時の血により、明るい赤い瞳をしている。
強靭な肉体。パワーに満ちている。
感情をコントロールが効かず、凶暴。
渇望に支配され、満たしても長くもたず数日で飢えを我慢できなくなる。
稀に特殊な能力を持つ者が存在するが、50人に一人の確率。

不滅の子

幼い子供の吸血鬼の事を指す。心身共に未熟な上吸血鬼なので成長もしないので、血の渇望の自制や人前での能力の秘匿といったことを実行、または理解出来ない。

過去に本能のままに大勢の人間を殺したため、吸血鬼の存在を明るみにしたとしてヴォルトゥーリ一族に処刑された。

それ以来、不滅の子を生み出すことは吸血鬼の存在の秘匿を脅かす脅威として禁忌とされた。

刻印

人狼にとっての「運命の人」に出会い惹きつけられることで、「運命の相手」に会うことを「刻印される」という。

また、刻印によって「運命の人」が決まるともいう。

刻印のある相手は一目惚れや好意どころではなく強烈なもので、サム・ウーレイは刻印の相手であるエミリーに会うと、たちまち自分を抑えられなくなり、当時愛していたリア・クリアウォーターを捨ててエミリーを選んだ。刻印に相手の年齢は関係ない。また、人狼全員には起こらない。

刻印は狼の血を残すためにより確実に子孫を作れそうな人を選ぶために起こるという。また刻印の相手は人狼だけとは限らず、刻印に選ばれた者を殺す事は掟によって禁じられている。




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