ジェイムズ・ウェイド ニックネイムズ

ジェイムズ・ウェイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/05 12:47 UTC 版)

ニックネイムズ

ダーツプレイヤーがニックネイムを採用するのは、ある種の伝統となっているが、ウェイドはこれまでの短いキャリアの中で、様々なニックネイムを採用してきた。彼の最初のニックネイムである、The Gladiatorは、2006年のナイン・ダート・フィニッシュの偉業の後、(ジェイムス・ボンドの007より)009に変更された。これは、2007年のPDC ワールド・ダーツ・チャンピオンシップまで使われることとなる。

2007年11月、グランド・スラム・オヴ・ダーツ中、彼はテレビのグラフィックス上で"no nickname"、すなわち「ニックネイムなし」と紹介された。2007年12月、彼に新しいニックネイムを提供するファンを招待したコンテストの後、彼はSpectacularとして知られるようになる。ダーツをプレイするとき、ウェイドはspectacles、すなわち眼鏡をかける数少ないプレイヤーの1人だからだ。

2008年1月のプレミア・リーグにデビューに備え、彼はもう一つのニックネイム"The Machine"を発表したが、混乱を避けるため、PDCのトーナメント中、専門家やコメンテイターの多くは、単にWadeを"Wadey"と呼んでいる。

ナイン・ダート・フィニッシュ

彼は2006年の1年間内に3つのトーナメントでナイン・ダート・フィニッシュを達成した初のプレイヤーとなった。3月のNorth-West UK Open Regional Final、6月のヘイリング島におけるPDPA プレイヤーズ・チャンピオンシップ、そして11月のヴォクソール・メンズ・オープンにおいて彼によるナイン・ダート・フィニッシュのハットトリックは達成された。 ただし、これらの達成はどれもテレビ中継された試合中のことではない。

ウェイドはダブリンで行われた2007 ワールド・グランプリにおいて、ダブルスタートの史上初めてとなるナイン・ダート・フィニッシュを、あと1本のところで失敗した。準決勝の対ファン・バルネフェルト戦において、彼はD20から始まり、T20に6回、T17と順に決め、無類の9ダーターを達成するための最後のBullseyeを外した。

2008年11月20日、ウェイドは彼にとって初の生中継中における9ダーターを、ITVで放送された2008 グランド・スラム・オヴ・ダーツにおける第2ラウンド、対ゲイリー・アンダーソン戦において、2回の180を決めてから、T20、T19、D12と入れ、見事達成した。しかし、アンダーソンは10-8でこの試合に勝利し、それゆえウェイドは、テレビ中継されるイギリスのトーナメントでナイン・ダート・フィニッシュを達成しつつも、その試合に負けた初のプレイヤーとなる(マイケル・ヴァン・ガーウェンは、前にテレビ中継された「オランダの」トーナメントで同じことをしている)。

ダーツ外

フルタイムのプロフェッショナル・ダーツ・プレイヤーになるため、彼は、2006 ワールド・マッチプレイの12日前に、オールダーショットの整備工場を辞めた。

ウェイドは、Soccer AMの司会者、ヘレン・チェインバレンとデートしたが、彼らは約1年後に別れた。伝えられるところによると、お互いの気持ちが離れ離れになってしまったという。ウェイドはこのことが彼に大打撃を与え、彼のダーツにも影響を及ぼしていると認めている。


  1. ^ さらに、フィル・テイラーは、2回目のナイン・ダート・フィニッシュの直後のレッグで、T20、T19を2回、T20を4回入れた後、T17を狙ったところで外すという、1試合中3回かつ2レッグ連続という記録も達成目前の状況となっていた。





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