シムズの姿勢
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シムズの姿勢(シムズのしせい)、ないし、シムズの体位(シムズのたいい)、シムズ体位(シムズたいい、英語: Sims' position)は、19世紀アメリカ合衆国サウスカロライナ州の婦人科医 J・マリオン・シムズ (J. Marion Sims) に由来する[1]、直腸検査や、治療、浣腸などに用いられる姿勢[2]。患者(被験者)は身体の左側面を下にして横向きに寝て、左臀部と左脚をまっすぐに伸ばし、右臀部と右脚を曲げる。側臥位の一種である。
- ^ 日本語では、シムズの名を「シムス」と読み、「シムスの姿勢」「シムスの体位」「シムス体位」などと記す場合もある。
- ^ “Patient positioning : Sim's position”. MoonDragon. 2012年8月27日閲覧。
- ^ 伊野英男. “あなどるなかれ! 直腸診” (PDF). 研修医通信 (45): p. 6 2014年3月30日閲覧. "左側 Sims 体位:左側臥位になり、両膝をしっかり抱えて肛門周囲をよく観察できるようにする"
- ^ 家庭医学館『妊娠中の日常の姿勢と動作』 - コトバンク
- ^ 有松 (2010年4月14日). “シムズの体位”. 誠和会 まごころ保育園. 2014年3月30日閲覧。
- ^ “昏睡体位”. 日本救急医学会. 2014年3月30日閲覧。
- ^ 遠藤泰弘. “昏睡体位(こんすいたいい)(一次救命手当)”. Jiscsoft Co.,Ltd & SUN-ART Co.,Ltd. 2014年3月30日閲覧。
- 1 シムズの姿勢とは
- 2 シムズの姿勢の概要
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