コートジボワールにおけるコーヒー生産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/30 14:38 UTC 版)
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コートジボワールにはフランス植民政府によって19世紀にコーヒーの栽培が開始された[4]。第二次世界大戦後、コーヒーの生産量は1945年の36,000トンから1958年には112,500トンにまで増加し[5]、1960年の独立後、コーヒー生産は1970年代に最盛期を迎え、ブラジル、コロンビアに次ぐ世界第3位のコーヒー生産国となった[1]。コーヒー生産・政策はフランス領西アフリカ時代に始まったため、フランスのコーヒー業者が進出している[6]。
生産
コートジボワールで生産されているコーヒーの殆んどはロブスタコーヒーノキである[7]。
国際連合食糧農業機関の統計データベース(FAOSTAT)によるコーヒー豆の生産量は(焙煎されていないもの)は以下の表のようになっている[8]。
年 | コーヒー生産量 (トン) |
---|---|
1965 | 202,105 |
1970 | 279,610 |
1975 | 270,400 |
1980 | 249,608 |
1985 | 277,082 |
1990 | 285,164 |
1995 | 194,968 |
2000 | 380,000 |
2005 | 230,000 |
2010 | 94,372 |
2011 | 32,291 |
2012 | 121,426 |
2013 | 103,743 |
焙煎されていないロブスタ種の生産高は2000年に380,000トンでピークに到達した[9]。その後、生産量は政情不安が続いた10年以上の間に減少した[9]。2014年、農務大臣は2020年までに現在の4倍の400,000トンの生産高を目指す新たな計画を発表した[9]。
参考文献
- Habeeb, William Mark (2 September 2014). Ivory Coast. Mason Crest. ISBN 978-1-4222-9437-6 .
- Hamilton, Janice (1 January 2004). Ivory Coast in Pictures. Twenty-First Century Books. ISBN 978-0-8225-1992-8 .[4]
- Skinner, Snider William (1964). The agricultural economy of the Ivory Coast. U.S. Dept. of Agriculture, Economic Research Service, Regional Analysis Division .
- Thurston, Robert W.; Morris, Jonathan; Steiman, Shawn (10 October 2013). Coffee: A Comprehensive Guide to the Bean, the Beverage, and the Industry. Rowman & Littlefield Publishers. ISBN 978-1-4422-1442-2 .
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