クイズ$マジオネア 概要・特徴

クイズ$マジオネア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/26 09:42 UTC 版)

概要・特徴

「マジオネア」とは「MAJI・ON AIR」(マジでオンエアするの!?)という意味。セットは本家で使用されているものをそのまま使っており、問題文・選択肢・賞金のCGも全く同じ。最初はウォーミングアップとばかりに早押し並べ替えクイズ(ここだけまともな問題)から入るが、一番早く正解してもセンターシートに座れるわけではなく、司会であるナインティナイン岡村隆史扮する「おかもんた」に指名された解答者が挑戦する。

しかし、出題される問題は全部で3問(稀に4問)あるが、全問とも解答者のプライバシーに関わるものばかりで解答者は半ば狂乱状態となるのがお決まりのパターンとなっている(いわゆる暴露ネタコント)。しかも、ドロップアウトをすることができず、全問とも解答を強要される(一度だけ例外があった。後述)。

多くの場合、1問目や2問目で出題される出来事や事件は「あるお笑い芸人」や「某俳優」など広義の人物を対象としており、解答者と関連があることが明確に出題されない。最終問題にて今まで出題された出来事や事件の当該人物が解答者であることが判明する出題方式になっている(ただし、矢部は回答者ではないのに当該人物となった事が2回あった。後述)。

選択肢の正解率は「D」が100%である。本家のミリオネアにならい、センターシートでの出題はA、B、C、Dの順番で選択肢が出される。仮の選択肢であるA、B、Cが出ても、解答者はそれほど反応しないが、最後の選択肢であるDが出た瞬間に解答者のプライバシーが暴露されるため、解答者が急変する。多くの場合Dの選択肢は解答者が自ら口にしたくない言葉・単語であるため解答者は「D」とだけ発し解答しようとするが、必ずおかが「Dの?」と聞き返し強制的にDの選択肢を読み上げさせる。なお解答者がA、B、Cを答えようとしてもおかが認めない。

コーナー開始当初は、めちゃイケメンバーが解答者として答えていたが、その後は毎回、おかもんたが「おめでとう、補欠ルーム!!」[1]と、スタジオ外の補欠ルームにいる(セットがあるわけではなく、単に控室やロビーなどで待機している)ゲストが解答者として呼ばれている。ゲストはマジオネアが収録されていることを知らされておらず、前触れもなくセンターシートに座ることを強いられる。

またまれにライフラインの「テレフォン」が強制的に使用させられることもあり、解答者の浮気相手や合コン相手が出て解答者を追いつめることがある。

台湾のテレビ番組「綜芸旗艦」がパクったコーナーの1つである。

また2004年の「FNS27時間テレビ18 めちゃ²オキてるッ! 楽しくなければテレビじゃないじゃ~ん!!」では「クイズ生マジオネア(クイズナマジオネア)」として19時頃から21時頃までの約2時間生放送で行われた。

ナレーターはめちゃイケのナレーターかつ本家の「ミリオネア」の2代目ナレーターを務めている木村匡也(但し当初は武居“M”征吾。また『まるまるちびまる子ちゃん』関連者が出場した時のみキートン山田)。

ただし、本家「クイズ$ミリオネア」のイギリスの版権元がこのパロディを黙認しているのかは不明(この番組はセット構造物の設計図など、細かい契約が定められている)。出演者の出来事や事件を暴露するという要素は後に「恋のかま騒ぎ」「クイズ自分ショック」の順に受け継がれる(上述の概要とは多少異なる)。


  1. ^ 「早押し並べ替えクイズ」で正解者がいなくても同様である。
  2. ^ ちなみに、本家・『ミリオネア』よりも先である
  3. ^ 「A:くりぃむしちゅう」「B:くりぃむしちゅ〜」「C:クリームシチュー」


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