クイズ!スピードキング
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/17 17:53 UTC 版)
クイズ内容
オープニングクイズ
- だんだん難問クイズ
- 対抗戦のみで実施される、2チームの直接対決。
- 出題された問題に対して、5秒間のシンキングタイム中に考え、全員一斉に口頭で答える。
- 誤答した人から脱落(解答権を失う)。1問ごとに問題の難易度は上がっていき、どちらかのチームが4人全員脱落するまで続けられる。
- 先に4人全員脱落したチームの負け。
- 2セット実施。1セット勝利につき50秒(12.5秒×4人)が、1stステージ開始時に予め加算される。また、このクイズは席決めも兼ねており、このクイズの成績が良かった順に「10」「20」「30」「40」と席に着いて、本編のクイズに挑む。
1stステージ
- 国民平均3文字クイズ
- 4問出題。出題される問題は街角正解率50%以上の問題のみで、答えは全て“3文字”(漢字3文字、漢字と平仮名で3文字、片仮名3文字など)。
- 10秒間のシンキングタイム中に考え、4人が同時に答える。1問正解につき10秒席は10秒、20席は20秒という具合に席に対応して残り時間が加算される。誤答した場合でもペナルティはない。
- 4人全員正解のパーフェクト達成なら、さらに50秒のボーナスが4人それぞれに加算される(席毎の秒数も獲得するため、パーフェクトなら合計300秒獲得となる)。
- 連チャン当たり前ランドセルクイズ
- 小学校で習う範囲の内容から出題。
- 10秒席の人から1人1問ずつ解答。5秒間のシンキングタイム中に考え、一斉に口頭で答える。
- 4人全員が正解できたら1周クリア。100秒獲得した上に、獲得秒数が更に増える2周目、3周目、4周目に挑戦できる。1人でも間違えたら、その時点で終了。
- 1周目クリア→100(10+20+30+40)秒加算、2周目クリア→200(20+40+60+80)秒加算、3周目クリア→300(30+60+90+120)秒加算。4周全てクリアで、600(60+120+180+240)秒獲得となる。
- 国語、理科、社会の3セット実施。
- クイズ!レベル5
- 4人に対して一般常識問題を出題。10秒間のシンキングタイム中に考え、4人が同時に答える。1問正解につき10秒席は10秒、20席は20秒という具合に席に対応して残り時間が加算される。誤答した人は、そのセットの解答権を失う。
- 5問1セットで連続して出題され、1問ごとに問題の難易度が上がっていく。1人でも5問全て正解した場合は、そのセットで4人が積み立てた秒数が2倍に増える。
- 2セット(一般常識、国語・算数・理科・社会から出題教科を選択)実施。
- タイムカプセルクイズ
- 1人ずつ挑戦。
- 解答者が生まれてから現在までに起きた時事から、クイズを出題。5秒間のシンキングタイム中に考え、口頭で答える。
- 1問正解につき10秒席は10秒、20席は20秒という具合に席に対応して残り時間が加算される。
- 1人に対して3問1セットで出題され、全問正解ならパーフェクト。パーフェクト達成なら、さらに50秒のボーナスが4人それぞれに加算される。
2ndステージ
- 早押し!即答しづらいクイズ
- 5~7問出題。出題内容は主に計算問題、アナグラム、ことわざの正式名称など即答しづらく、誤答しやすい引っかけ問題。特番では、CMやスポーツなどの懐かし映像からもクイズが出題される。
- 問題を読み上げた後、1stステージで全員の貯めた秒数が1秒ずつ減っていく(よって1秒につきトータル4秒失う)、時間制限付き早押し形式。
- 答えが分からない場合でも問題のパスは出来ず、秒数が削られる。また、誰が回答をするか相談することも可能
- 早押しボタンを押し、正解した席の秒数が全員にそれぞれ加算される(10秒席で全員にそれぞれ+10秒(実質+40秒)、40秒席で全員にそれぞれ+40秒(実質+160秒)となる。)。
- 誤答した場合はペナルティとして解答時の全員の持ち秒数が半分になり、誤答した解答者はさらに半分の1/4になる(1秒未満の端数は切り捨て)。
- 4人の解答者のうち、1人でも持ち時間が0秒になると即ゲームオーバーとなりこのステージで終了となる。
3rdステージ
- 相手の秒数削り取れ!!キャリーオーバーバトル!(爆弾キャリーオーバーバトル)
- 対抗戦のみで実施される、2チームの直接対決。
- まず、開始時に4人の獲得秒数を合算。それが、それぞれのチームの持ち時間となる。
- 最初に、2ndステージ終了時点で負けているチーム(2セット目以降は、前のセットで負けたチーム)が、問題テーマを選択。そして10秒席から順番に、口頭で問題に答えていく。
- 正解なら自分の席の秒数が10秒ずつ累積されて、次の人に解答権が移動。40秒席が正解したら、相手チーム(の10秒席)に解答権が移る。
- 不正解なら累積されていた秒数分、自分のチームの持ち時間が削られる。
- これをどちらかのチームの持ち時間が0秒(以下)になるまで繰り返し、相手の持ち時間を0秒にしたチームが勝利。
Finalステージ(ボーナスステージ)
- 時間を止めろ!超ウルトラ早押し!スピードキングを倒せ!
- 解答者4人が「スピードキング」(早押しクイズ王。登場時に名前と様々な称号が表示される。以下「キング」と表記)に早押しクイズで挑む。ここまで4人の稼いだ合計秒数が巨大砂時計に表示され、3問正解した時点で残った秒数×1000円が賞金になる。時間内に3問正解出来なかった場合はゲームオーバー。
- ボーナスステージ勝利の賞金は通常と同じ減額制だが、2011年12月10日放送の特別編では減額制ではなく【3rdステージ終了時点の残り秒数×1000円】の固定制となった。
- 4対1の対決だが、4人側は答えが分かったら誰が答えても構わない。
- 最初の1~2問はキングでないと分からないようなかなりの難問が出題される。その次は誰か1人の得意とするジャンル(好きなタレント、学生時代に所属していた部活、趣味や特技などに関連する)にちなんだ問題を数問出題。得意ジャンルの問題の後はあるひとつのジャンルにくくられた問題が出題される(どちらもキングが知っているような難易度の高い問題が多い)。
- 問題の出題や解答中、「○○さんは△△がお好きなようですが」などの前振り、プレイヤー同士による雑談、司会者による実況の間もタイマーは止まらない。一方キングは、プレイヤーが答える前に正解を繰り返すことで回答権を奪い、プレイヤー側の賞金を0円にすることが目的である(キングが何問正解しても、制限時間が尽きない限りゲームオーバーにはならない)。
- キングが誤答した場合は、解答者側が1問正解した扱いとなる。解答者側が誤答した場合は、その問題が流れるのみでペナルティはないがその分タイムロスになる。
- BGMは『ドラクエIV』の「栄光への戦い」(「戦闘」→「邪悪なるもの」→「戦闘」)のオーケストラバージョンが使用されている。2011年11月9日放送分は『ドラクエIII』の戦闘BGM(「戦闘のテーマ」→「勇者の挑戦」→「戦闘のテーマ」)が使用された。
- ^ テレ朝のクイズ番組が海外へ、「クイズ!スピードキング」ベースに。 | Narinari.com
- ^ 正体は、田中健一であった
- ^ #12は、2ndステージで終了。この回のスピードキングの日高はエンディングで登場した
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