松江・安来・玉造・奥出雲エリアの温泉地
松江しんじ湖温泉
地下1250Mから湧き出す温泉は77度と高温なうえ、湯量が豊富。文豪小泉八雲がこよなく愛した宍道湖を眺めながら贅沢な時間が過ごせる。温泉街の西の外れにある湯元には、その恵みに感謝して「お湯かけ地蔵」が祭られており、お地蔵様に湯をかけて手を合わせれば、健康と幸せになれるとか。宍道湖の自然が育んだ「宍道湖七珍料理」が名物だ。
玉造温泉
日本でも最古の歴史を持つ玉造温泉は、大国主命とともに国造りをした、少彦名命の発見と伝えられるまさに「神湯」。「出雲国風土記」にもその名を記す玉造温泉は、宍道湖南岸から玉湯川を2キロほどさかのぼった山間に湧く。古くから美人の湯、薬湯としてその名が伝わってきた。温泉街は玉湯川の東西に独特の湯の街情緒を醸しだしている。
島根県東部の温泉
松江市、安来市、出雲市、斐川町、雲南市、奥出雲町、飯南市に数多く温泉が湧出している。「日本三美人の湯」のひとつとして名高い湯の川温泉、ホタル、紅葉、雪景色と四季の移り変わりを愉しめる海潮温泉、世界的にも有名な足立美術館ほど近くの鷺の湯温泉、渓谷美が愉しめる立久恵峡温泉がその代表格。
出雲・大田・石見銀山エリアの温泉地
島根県西部の温泉
浜田市、益田市、大田市、美郷町、邑南町、川本町、江津市、津和野町、吉賀町に数多く温泉が湧出している。美人湯として名高い美又温泉や旭温泉、日本海の大パノラマを感じれる荒磯温泉、ラドン含有量が豊富な津和野温泉、まさに秘湯という言葉がぴったりの大谷温泉や多田温泉、家族で楽しみたい風の国温泉がその代表格。
温泉津温泉
泉源は2つ有り、効能もそれぞれで微妙に異なる珍しい温泉。一つはその昔傷ついたタヌキが傷を癒している所を村人が見つけたという伝説が残る元湯。もう一つは明治5年の浜田地震で湧き出した薬師湯。昔ながらの温泉街の趣が温泉情緒を醸し出し、全国からの湯治客の足が絶える事はない。夏には近くの海岸で海水浴、ダイビングなどが楽しめる。
益田・浜田・津和野エリアの温泉地
有福温泉
およそ1300年前に発見された温泉。古来より名湯が湧く福ありの里として有福温泉の地名がついたといわれている。湧き出る無色無臭透明な単純アルカリ泉は、透きとおるような美しい白肌をつくる『美人の湯』として有名で、日本屈指の良質な泉質を誇る。それぞれ異なった趣の共同浴場も3つあり温泉情緒をたかめている。
津和野温泉
山陰の小京都・津和野。街の中心に位置する”津和野温泉観光ホテル 津和野宿(じゅく)わたや”に湧く温泉。地上15mから津和野の街を見下ろす露天風呂、たたみの湯、ひのきの湯、離れの貸切露天風呂『竹湯庵(ちくとうあん)』、足湯など温泉三昧が楽しめる。