チップ・ボールとは? わかりやすく解説

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チップボール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/09 07:53 UTC 版)

チップボールとは板紙の一種で、新聞古紙・雑誌古紙を主体としたネズミ色した積層紙である。板紙としては厚い部類の紙で310〜2400g/m²の米坪レンジがあり、色々な用途に使われる。

また、このチップボールの特抄品(変形商品)として、裏白チップボール・両面チップボール・茶ボールetc多種多様な商品がある。

表裏には新聞古紙を使用し、嵩(厚み)を出す中層に雑誌古紙を使用するのが一般的な製造である。また、600〜800g/m²を越えるような米坪については抄紙後に貼合して厚みを出す。

用途

紙器、貼合用、芯材、当紙など強度を要する物の補強的な意味合いで使われる事が多い。 上製本のような装幀では、表紙の厚み(強度)を出すために芯材としてチップボールが使われる。

号数

取引習慣として号数が用いられ、50g/m²を#1-0として、端数は5g/m²単位で表示される。また、号数のほかに番定(#)表示ともいわれる事もある。

例;

  • 310g/m² → #6-2
  • 2400g/m² → #480



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