PDO 関数とは? わかりやすく解説

PDO 関数

以下の定数が定義されています。 この関数の拡張モジュールが PHP 組み込みでコンパイルされているか、 実行時に動的にロードされている場合のみ使用可能です。

警告
PHP 5.1 以降、PDO はクラス定数を使用します。 それ以前のリリースでは、PDO_PARAM_BOOL の形式のグローバル変数を使用します。

PDO::PARAM_BOOL (integer)
ブールデータ型を表します。
PDO::PARAM_NULL (integer)
SQL NULL データ型を表します。
PDO::PARAM_INT (integer)
SQL INTEGER データ型を表します。
PDO::PARAM_STR (integer)
SQL CHAR, VARCHAR, または他の文字列データ型を表します。
PDO::PARAM_LOB (integer)
SQL ラージオブジェクト型を表します。
PDO::PARAM_STMT (integer)
PDO::PARAM_INPUT_OUTPUT (integer)
パラメータがストアドプロシージャ用の入力パラメータであることを指定します。 この値は、PDO::PARAM_* データ型とのビットORとして指定する必要があります。
PDO::FETCH_LAZY (integer)
取得する方法として、 結果セットが返すカラム名と同じ名前の変数を有するオブジェクトとして各行を返す方法を 指定します。 PDO::FETCH_LAZY は、アクセスされたものと同じ名前のオブジェクト変数を作成します。
PDO::FETCH_ASSOC (integer)
結果セットの対応するカラム名にふられているものと同じキーを付けた 連想配列として各行を返す取得方法を指定します。 もし結果セットが複数のカラムを同名で含む場合、 PDO::FETCH_ASSOC はカラム名毎に 1 つの値のみ返します。
PDO::FETCH_NAMED (integer)
結果セットの対応するカラム名にふられているものと同じキーを付けた 連想配列として各行を返す取得方法を指定します。 もし結果セットが複数のカラムを同名で含む場合、 PDO::FETCH_NAMED はカラム名毎に値の配列を返します。
PDO::FETCH_NUM (integer)
結果セットの対応するカラム番号にふられているものと同じ添字を付けた 配列として各行を返す取得方法を指定します。番号は0から始まります。
PDO::FETCH_BOTH (integer)
結果セットと同じカラム名と0から始まるカラム番号を付けた配列として各行を返す 方法を指定します。
PDO::FETCH_OBJ (integer)
結果セットが返すカラム名と同じ名前のプロパティを有する オブジェクトとして各行を返す方法を指定します。
PDO::FETCH_BOUND (integer)
結果セットのカラムの値を PDOStatement::bindParam() または PDOStatement::bindColumn() メソッドでバインドされた PHP変数に代入し、TRUEを返すという取得方法を指定します。
PDO::FETCH_COLUMN (integer)
結果セットの次の行から指定された一つのカラムのみを返す取得方法を指定します。
PDO::FETCH_CLASS (integer)
カラムをクラスのプロパティにマップしつつ、 指定されたクラスの新規インスタンスを返す取得方法を指定します。
PDO::FETCH_INTO (integer)
カラムをクラスのプロパティにマップしつつ、 指定されたクラスの既存のインスタンスを更新する取得方法を指定します。
PDO::FETCH_FUNC (integer)
PDO::FETCH_GROUP (integer)
PDO::FETCH_UNIQUE (integer)
PDO::FETCH_CLASSTYPE (integer)
PDO::FETCH_SERIALIZE (integer)
PHP 5.1.0 以降で使用可能です。
PDO::FETCH_PROPS_LATE (integer)
PHP 5.2.0 以降で使用可能です。
PDO::ATTR_AUTOCOMMIT (integer)
この値が FALSE の場合、PDO は接続がトランザクションを開始できるように オートコミットを無効にしようとします。
PDO::ATTR_PREFETCH (integer)
独自アプリケーションにおけるメモリ使用量に対する速度のバランスを 調整するためのプリフェッチサイズを設定します。 全てのデータベースとドライバの組み合わせでプリフェッチサイズの設定を サポートしているわけではありません。
PDO::ATTR_TIMEOUT (integer)
データベースとの通信に対するタイムアウト値を秒で設定します。
PDO::ATTR_ERRMODE (integer)
PDO::ATTR_SERVER_VERSION (integer)
PDO::ATTR_CLIENT_VERSION (integer)
PDO::ATTR_SERVER_INFO (integer)
PDO::ATTR_CONNECTION_STATUS (integer)
PDO::ATTR_CASE (integer)
PDO::CASE_* 定数で指定されたケースにカラム名を変更します。
PDO::ATTR_CURSOR_NAME (integer)
PDO::ATTR_CURSOR (integer)
PDO::ATTR_DRIVER_NAME (string)
ドライバ名を返します。
PDO::ATTR_ORACLE_NULLS (integer)
空文字を SQL の NULL 値に変換します。
PDO::ATTR_PERSISTENT (integer)
新規接続を生成するよりもむしろ持続的接続を要求します。
PDO::ATTR_STATEMENT_CLASS (integer)
PDO::ATTR_FETCH_CATALOG_NAMES (integer)
結果セット中の各カラム名にカタログ名を追加します。 カタログ名とカラム名は、小数点 (.) で区切られます。
PDO::ATTR_FETCH_TABLE_NAMES (integer)
結果セット中の各カラム名にテーブル名を追加します。 テーブル名とカラム名は、小数点 (.) で区切られます。
PDO::ATTR_STRINGIFY_FETCHES (integer)
PDO::ATTR_MAX_COLUMN_LEN (integer)
PDO::ATTR_DEFAULT_FETCH_MODE (integer)
PHP 5.2.0 以降で使用可能です。
PDO::ATTR_EMULATE_PREPARES (integer)
PHP 5.1.3 以降で使用可能です。
PDO::ERRMODE_SILENT (integer)
エラー時にエラーもしくは例外を発生しません。 開発者の方は明示的にエラーをチェックするようにしてください。 これはデフォルトのモードです。
PDO::ERRMODE_WARNING (integer)
エラーが発生した場合、PHP の E_WARNING メッセージを発行します。
PDO::ERRMODE_EXCEPTION (integer)
エラーが発生した場合、PDOException を投げます。
PDO::CASE_NATURAL (integer)
カラム名をデータベースドライバにより返されたままにします。
PDO::CASE_LOWER (integer)
カラム名を小文字にします。
PDO::CASE_UPPER (integer)
カラム名を大文字にします。
PDO::NULL_NATURAL (integer)
PDO::NULL_EMPTY_STRING (integer)
PDO::NULL_TO_STRING (integer)
PDO::FETCH_ORI_NEXT (integer)
結果セットの次の行を取得します。スクローラブルなカーソルでのみ有効です。
PDO::FETCH_ORI_PRIOR (integer)
結果セットの前の行を取得します。スクローラブルなカーソルでのみ有効です。
PDO::FETCH_ORI_FIRST (integer)
結果セットの先頭の行を取得します。スクローラブルなカーソルでのみ有効です。
PDO::FETCH_ORI_LAST (integer)
結果セットの最後の行を取得します。スクローラブルなカーソルでのみ有効です。
PDO::FETCH_ORI_ABS (integer)
結果セットから行番号で指定した行を取得します。スクローラブルなカーソルでのみ有効です。
PDO::FETCH_ORI_REL (integer)
結果セットのカーソルの現在の位置を基準とする相対位置により指定された行を 取得します。スクローラブルなカーソルでのみ有効です。
PDO::CURSOR_FWDONLY (integer)
前進のみ可能なカーソルを有するPDOStatementオブジェクトを生成します。 これにより、アプリケーションの性能は改善しますが、 PDOStatementオブジェクトは前方にある結果セットから一度に一行を 取得するという制約を受けます。
PDO::CURSOR_SCROLL (integer)
スクローラブルカーソルを有するPDOStatementオブジェクトを作成しあす。 結果セットから取得した行を制御するためのPDO::FETCH_ORI_*定数を指定して ください。
PDO::ERR_CANT_MAP (integer)
PDO::ERR_SYNTAX (integer)
PDO::ERR_CONSTRAINT (integer)
PDO::ERR_NOT_FOUND (integer)
PDO::ERR_ALREADY_EXISTS (integer)
PDO::ERR_NOT_IMPLEMENTED (integer)
PDO::ERR_MISMATCH (integer)
PDO::ERR_TRUNCATED (integer)
PDO::ERR_DISCONNECTED (integer)
PDO::ERR_NO_PERM (integer)
PDO::ERR_NONE (string)
SQLSTATE '00000' は SQL ステートメントがエラーや警告がなく発行に成功したことを意味します。 この定数はエラーが発生したかどうかを判別するために PDO::errorCode() もしくは PDOStatement::errorCode() をチェックする際に 便利です。この場合、通常はエラー状態を発生したメソッドからの戻りコードを 検査することによって検知します。
PDO::PARAM_EVT_ALLOC (integer)
割り当てられたときに発生するイベント。
PDO::PARAM_EVT_FREE (integer)
割り当てが解除されたときに発生するイベント。
PDO::PARAM_EVT_EXEC_PRE (integer)
プリペアドステートメントの実行前に発生するイベント。
PDO::PARAM_EVT_EXEC_POST (integer)
プリペアドステートメントの実行後に発生するイベント。
PDO::PARAM_EVT_FETCH_PRE (integer)
結果セットから結果を取得する前に発生するイベント。
PDO::PARAM_EVT_FETCH_POST (integer)
結果セットから結果を取得した後に発生するイベント。
PDO::PARAM_EVT_NORMALIZE (integer)
バインドパラメータの登録時に発生するイベント。 これにより、ドライバがパラメータ名を正規化できるようになります。

目次

PDO->beginTransaction() — トランザクションを開始する
PDO->commit() — トランザクションをコミットする
PDO->__construct() — データベースへの接続を表す PDO インスタンスを生成する
PDO->errorCode() — データベースハンドラにおける直近の操作に関連する SQLSTATE を取得する
PDO->errorInfo() — データベースハンドラにおける直近の操作に関連する拡張エラー情報を取得する
PDO->exec() — SQL ステートメントを実行し、作用した行数を返す
PDO->getAttribute() — データベース接続の属性を取得する
PDO->getAvailableDrivers() — 利用可能な PDO ドライバの配列を返す
PDO->lastInsertId() — 最後に挿入された行の ID あるいはシーケンスの値を返す
PDO->prepare() — 文を実行する準備を行い、文オブジェクトを返す
PDO->query() — SQL ステートメントを実行し、結果セットを PDOStatement オブジェクトとして返す
PDO->quote() — クエリ用の文字列をクオートする
PDO->rollBack() — トランザクションをロールバックする
PDO->setAttribute() — 属性を設定する
PDOStatement->bindColumn() — カラムを PHP 変数にバインドする
PDOStatement->bindParam() — 指定された変数名にパラメータをバインドする
PDOStatement->bindValue() — 値をパラメータにバインドする
PDOStatement->closeCursor() — カーソルを閉じてステートメントを再実行できるようにする
PDOStatement->columnCount() — 結果セット中のカラム数を返す
PDOStatement->errorCode() — 文ハンドラにおける直近の操作に関連する SQLSTATE を取得する
PDOStatement->errorInfo() — 文ハンドラにおける直近の操作に関連する拡張エラー情報を取得する
PDOStatement->execute() — プリペアドステートメントを実行する
PDOStatement->fetch() — 結果セットから次の行を取得する
PDOStatement->fetchAll() — 全ての結果行を含む配列を返す
PDOStatement->fetchColumn() — 結果セットの次行から単一カラムを返す
PDOStatement->fetchObject() — 次の行を取得し、それをオブジェクトとして返す
PDOStatement->getAttribute() — 文の属性を取得する
PDOStatement->getColumnMeta() — 結果セットのカラムに対するメタデータを返す
PDOStatement->nextRowset() — 複数の行セットを返す文ハンドラで次の行セットに移動する
PDOStatement->rowCount() — 直近の SQL ステートメントによって作用した行数を返す
PDOStatement->setAttribute() — 文の属性を設定する
PDOStatement->setFetchMode() — この文に対するデフォルトのフェッチモードを設定する




固有名詞の分類

このページでは「PHP関数リファレンス」からPDO 関数を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からPDO 関数を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からPDO 関数を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「PDO 関数」の関連用語

PDO 関数のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



PDO 関数のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
PHP Documentation GroupPHP Documentation Group
Copyright © 1997 - 2024 by the PHP Documentation Group.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS