P-96
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/12/01 00:07 UTC 版)
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P-96M
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| 概要 | |
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| 種類 | 自動式拳銃 |
| 製造国 | |
| 設計・製造 | KBP器械製造設計局[1] |
| 性能 | |
| 使用弾薬 | 9x18mmマカロフ弾(P-96M)[1] |
| 装弾数 | 14 + 1発(P-96M)[1] |
| 作動方式 | ショートリコイル(P-96M)[1] |
| 全長 | 152 mm(P-96M)[1] |
| 重量 | 465 g(P-96M、非装填時)[1] |
P-96(ロシア語: П-96)は、ロシア連邦のKBP器械製造設計局で開発された自動式拳銃[1]。
設計
設計はKBPのヴァシリー・ペトロヴィチ・グリャゼフ技師が手掛けた[1]。開発当時のロシア製拳銃としては革新的な設計で、ポリマー製フレームとスチール製スライドを組み合わせ、撃発機構はストライカー方式のダブルアクショントリガーを採用するなど、全体的にオーストリア製のグロック拳銃から影響を受けている[1][2][3][4]。本銃独自の点としては、ロッキング方式に拳銃としては珍しいローテイティングバレル方式を採用しているのが特徴である[1][3][4]。
マニュアルセフティはなく、グロックと同様にトリガー部に突起があり、指でトリガーを引くことで突起が押し込まれセフティが解除される仕組みであった[1][4]。ただし、この安全装置は評判が良くなかったという[4]。
いくつかの治安機関で採用されたものの、商業的には成功作とはならなかった[4]。
派生型
- P-96
- 9×19mmパラベラム弾を使用するモデル。全長188mm、装弾数18発[2][4]。軍用を意図していたが、強度や信頼性が不足していたため試作のみに終わった[4]。これを受けて、グリャゼフは後にGSh-18を開発している[4]。
- P-96M
- 9×18mmマカロフ弾を使用するモデル[1]。全長152mm、装弾数14[1]ないし15発[4]。2005年にロシア内務省に採用されたほか、いくつかの治安機関で採用された[1][4]。
- P-96S
- .380ACP弾を使用するモデル。全長151mm、装弾数10発[1][2][4]。輸出用として設計されている[1]。
脚注
出典
参考文献
- Charlie Cutshaw (1998) (英語). The New World of Russian Small Arms & Ammo. Paladin Press. ISBN 0-87364-993-1
- Richard D. Jones, ed (2011) (英語). Jane's Infantry Weapons 2011-2012. Janes Information Group. ISBN 978-071062947-0
- 床井雅美『現代ピストル図鑑 最新版』徳間書店、2003年12月15日。 ISBN 4-19-891987-9。
関連項目
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