にゃるら
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にゃるら
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| 生誕 | 1994年2月19日(32歳) |
| 国籍 | |
| 職業 | 著作家 漫画原作者 シナリオライター |
| 活動期間 | 2017年 - |
| 代表作 | NEEDY GIRL OVERDOSE |
経歴
沖縄県那覇市出身で、母子家庭に育つ。著書「秋葉原 裏の歩き方」によると、生まれは那覇市最大の風俗街辻の近くだといい、未成年の頃しつこく客引きされたり、同級生が風俗嬢として働き始めたりしたという。工業高校卒業後、東京の大学に入学したが中退し、ライター活動を始める。東京ではシェアハウスに住んでおり、その中で若者グループの中心的な位置にいたという。にゃるらは後にシェアハウス時代のことを「家族のように思っていた」と述懐している[1]。
鼻腔・口腔間の骨性閉塞のため生まれつき鼻呼吸ができず嗅覚を感じないという稀な障害を抱えていた。幼少期は治療の中断を余儀なくされたが、2023年には手術を行うなど、治療を再開している[2][3]。
また、自閉症スペクトラムであることを公表[4]しており、うつ病および適応障害の診断を受けた[5]ことについても公表している。
活動
沖縄の高校を卒業後に上京。友人や家族のいない環境での孤独、不登校時代に摂取してきた幅広い知識を創作の原動力とし、Twitterやブログでサブカルチャー、特に美少女ゲームに関する解説記事を投稿して注目を集めた。その後、出版社などから依頼を受け、コラム連載、記事執筆、書籍出版、漫画原作などの創作活動を開始した。独自の視点と詩的な文章でも評価を受け、読者層の拡大後は、自身の精神的問題や自閉症に関するエッセイも発表。[6]陰影の濃い内省的な作風によって新たな読者を獲得した。現在では、作品やエッセイを通じて海外にも多くの読者・ファンを持つ。[7]
2017年からバーチャルYouTuberの記事の執筆や企画を行う[8]。2021年1月に、Discord上にオタク関連の話題を話し、政治の話などを禁止するサーバー「Twitter2」を開設した[9]。このサーバーは1万人を超える大手サーバーに成長した[10]。 その後、「Twitter2」を原型として再編したDiscordサーバー「ユクーリしていってね」を開設した[11]。同サーバーは約2万人のユーザーが利用しており、現在のSNSに多い数字や人間関係の悩みから距離を置いた交流の場を志向している。また、英語圏向けサーバー「Don't touch grass」も開設しており、日本人運営のサーバーながら約5000人のユーザーが利用している。[12]
2022年に、自身が企画監修・シナリオを担当したインディーゲーム『NEEDY GIRL OVERDOSE』をリリース[13]。ゲーム売上は300万本(2025年11月現在)、作詞を担当した主題歌『INTERNET OVERDOSE』『INTERNET YAMERO』の合計再生数は1億回を超えている[14]。以降、自身の作品を問わず作詞家としても活動。
ゲームリリース以前からnoteにて毎日のエッセイ投稿を継続しており、 発表したエッセイをもとにした書籍『僕はにゃるらになってしまった ~病みのインターネット~』が2021年にKADOKAWAから刊行され、2025年には『チョコレート脳髄クラブ』が刊行された[15]。
2026年放送のテレビアニメ『NEEDY GIRL OVERDOSE』では企画・原案・脚本・監修を担当し、全13話の脚本を手がけた。2025年には新会社を設立し、新作ゲームの開発を進めていることが報じられた。 [16]
評価
AUTOMATONはにゃるらを「アングラ系インフルエンサー」と評した[17]。
オモコロライターのダ・ヴィンチ・恐山は、にゃるらを「現代で大槻ケンヂにもっとも近い人物」と語った。
ワイソーシリアスの設立者である斉藤大地は、にゃるらは「Twitterの扱いが上手い面白い人物」「お洒落への感度が高く大変男前」と評価し、「『NEEDY GIRL OVERDOSE』の企画はにゃるらにしか作れないと思った」と述べていた[18]。しかし、にゃるらは斉藤との間でトラブルが生じていることを複数回の私的な情報発信を通じて示唆している[19]。
作品リスト
書籍
- 『秋葉原 裏の歩き方』、2018年1月22日、彩図社、ISBN 978-4-8013-0277-8
- (監修者として)『バーチャルYouTuber名鑑2018』2018年7月20日、執筆者:たば、三才ブックス、 ISBN 978-4-86673-055-4
- 『承認欲求女子図鑑』2020年11月6日、三才ブックス
- 『僕はにゃるらになってしまった 〜病みのインターネット〜』2021年12月23日発売[20]、イラスト:塚本穴骨、KADOKAWA、 ISBN 978-4-04-680986-5
- 『蜘蛛』2024年2月15日発売、講談社
- 『承認欲求女子図鑑 新装版』2025年3月21日、三才ブックス
- 『にゃるらが壁に向かって話してる』2025年6月18日、講談社
- 『チョコレート脳髄クラブ』2025年11月12日、 KADOKAWA
漫画
- 黒と黒と白のプリュネル(原作、作画:幸奈ふな、『月刊コミックアライブ』2018年1月号[21] - 2019年1月号連載、全2巻)
- ベイビー・ブルー・クラスター(原作[22][23]、作画:Be-con、『月刊コミックアライブ』2021年1月号[24] - 2022年3月号、全2巻)
- アタマのナカの鈴せんぱい(原作[25]、作画:ゆめつきママ、『ComicWalker』2021年1月-2023年4月、全3巻)
- STRAYBOY OVERKILL(原案、キャラクター原案:お久しぶり、原作:仇無野宋三、漫画:おーうち、『good!アフタヌーン』2026年5号[26] - )
コンピュータゲーム
- 『NEEDY GIRL OVERDOSE』[27]
- 『てんしのたからばこ』
- 『妹、他者、パラノイア』 - シナリオ、ディレクター[28]
アニメ
- 『NEEDY GIRL OVERDOSE』脚本・監修・原案
作詞
- 『INTERNET OVERDOSE』Aiobahn feat.KOTOKO
- 『INTERNET YAMERO』Aiobahn feat.KOTOKO
- 『いぬのおうた』ななひら
- 『宙でおやすみ』Aiobahn feat. 長瀬有花
- 『月虹蝶』Aiobahn feat.KOTOKO
- 『Sakura Day's』さくらみこ
- 『きゅびずむ/きゅびびびびずむ』超てんちゃん
- 『ういこうせん』しぐれうい
- 『青い鳥はもう死んだのに(feat. REDALiCE & モリモリあつし)』マスタード, REDALiCE, モリモリあつし
- 『エレクトリック・ミラージュ・感情』テクノポップ・有機・シンセサイザーちゃん
- 『me・愛・ラ・sun・虫』テクノポップ・有機・シンセサイザーちゃん
- 『INTERNET ANGEL』超てんちゃん
コラム連載
- 『にゃるらのブログ 快楽天版』 COMIC快楽天 ワニマガジン社
- 『にゃるらのブログ出張版』 二次元ドリームマガジン キルタイムコミュニケーション
- 『にゃるらが壁に向かって話してる』 tree 講談社
アンソロジー
- 『だから捨ててといったのに』講談社
配信・ラジオ
- てんしラジオ(仮) 企画・シナリオ
- nyalraと夜更かし
| 回 | ゲスト |
|---|---|
| 第1回 | ダ・ヴィンチ・恐山 |
| 第2回 | 梨 |
| 第3回 | 原口沙輔 |
| 第4回 | ひろゆき |
| 第5回 | 小高和剛 |
その他
- アニメ『フレームアームズ・ガール』そのさじ加減の秘密! 聞き手
- 二次元ドリームマガジン「ニジマガ99号全レビュー」
- ヒラヒラヒヒル 特別寄稿「瀬戸口廉也を語る」[29]
- R.D.レイン『好き? 好き? 大好き? (河出文庫 レ 5-1) 』巻末解説
- CONTINUE Vol.85 特集:serial experiments lain 寄稿
- ユリイカ2025年11月号 特集=原口沙輔 寄稿
- CONTINUE Vol.89 特集:NEEDY GIRL OVERDOSE インタビュー
脚注
- ↑ “時計を返してくれてありがとう【たらい回し人生相談】”. ベストセラーズ (2023年3月26日). 2026年4月4日閲覧。
- ↑ nyalraのツイート(1699723361331683662) - 2025年2月2日閲覧。
- ↑ にゃるら (2023年8月28日). “僕の鼻の病気について一気に書く”. note.com. 2025年2月2日閲覧。
- ↑ “にゃるらが壁に向かって話してる/毎週月曜深夜更新|第17回/一人で悲しみを抱えながら落ちていく|tree”. tree. 2026年4月13日閲覧。
- ↑ “斉藤大地氏には“筋”を通してほしい…『NEEDY GIRL OVERDOSE』で何が起こったのかを今、「とりい氏」と「にゃるら氏」ら中核人物に語ってもらった【インタビュー】”. Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト (2025年12月29日). 2026年4月13日閲覧。
- ↑ “tree”. tree. 2026年4月13日閲覧。
- ↑ “インタビュー:にゃるら 翼をもがれた天使がまた宙を翔ける|Jini | ゲームゼミ”. note(ノート) (2025年12月10日). 2026年4月13日閲覧。
- ↑ 『ユリイカ 2018年7月号 特集=バーチャルYouTuber』青土社、2018年6月27日。 ISBN 978-4791703517。
- ↑ “オタクライター にゃるら、インターネットの「病み(闇)」を凝縮した初エッセイ”. KAI-YOU (2021年11月8日). 2021年12月11日閲覧。
- ↑ “「起きたら全て消えていた」 Discordで横行する“サーバー凍結荒らし”、1万人参加サーバーが一夜で消えたその手口”. ねとらぼ (2021年12月9日). 2021年12月11日閲覧。
- ↑ “Discordサーバー「ユクーリしていってね」に参加しよう!”. Discord. 2026年4月13日閲覧。
- ↑ “海外Discordサーバーを作ってみて|nyalra”. note(ノート) (2025年10月20日). 2026年4月13日閲覧。
- ↑ “Steam:NEEDY GIRL OVERDOSE”. store.steampowered.com. 2024年6月27日閲覧。
- ↑ “『NEEDY GIRL OVERDOSE』 公式サイト”. 『NEEDY GIRL OVERDOSE』 公式サイト - WSS playground. 2024年6月27日閲覧。
- ↑ “オタクライター にゃるら、インターネットの「病み(闇)」を凝縮した初エッセイ”. KAI-YOU | POP is Here . (2021年11月8日). 2026年4月4日閲覧。
- ↑ Akano, Kousaku (2026年1月27日). “『NEEDY GIRL OVERDOSE』にゃるら氏「新会社設立記念」深夜インタビュー。新作ゲーム、会社、アンチ、弱者、インターネット。HazeDenkiが今、作りたいゲームとは”. AUTOMATON. 2026年4月4日閲覧。
- ↑ “女性配信者育成ADV『ニーディガールオーバードーズ』発売直前に延期発表、無期延期に。まだ振り切りが足りない”. アクティブゲーミングメディア (2021年6月1日). 2021年12月11日閲覧。
- ↑ “昭和最後のインディーゲーム編集者:アナクロ雄弁家斉藤大地がみせる“Legitimacyの極致" 中山淳雄の「推しもオタクもグローバル」第104回”. ゲームビズ (2024年10月1日). 2025年11月11日閲覧。
- ↑ “「にゃるら氏を外さないとアニメを中止する」『NEEDY GIRL OVERDOSE』アニメ発表直前にプロモーションから外されたにゃるら氏が声明【UPDATE】”. イード (2025年11月10日). 2025年11月11日閲覧。
- ↑ “平凡な男子中学生が脳内で作り出した、理想の女の子!「アタマのナカの鈴せんぱい」”. コミックナタリー (ナターシャ). (2021年12月23日) 2021年12月24日閲覧。
- ↑ “自称魔女とのボーイミーツガール&危険な姫と学園支配、アライブで新連載2本”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年11月27日) 2021年12月23日閲覧。
- ↑ “Be-con×にゃるらの新作『ベイビー・ブルー・クラスター』は男4人と少女1人の共同生活!?”. 電撃オンライン (2021年5月1日). 2021年12月11日閲覧。
- ↑ “社会不適合者たちのシェアハウスストーリー「ベイビー・ブルー・クラスター」1巻”. ナタリー (ナターシャ). (2021年3月23日) 2021年12月11日閲覧。
- ↑ “狂人ばかりのモラトリアム・ハウスに地下アイドルが乱入、にゃるら×Be-con新連載”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年11月27日) 2021年12月23日閲覧。
- ↑ “アタマのナカの鈴せんぱい”. ComicWalker. KADOKAWA. 2021年12月23日閲覧。
- ↑ “「甘々と稲妻」雨隠ギドの新連載「灯火からスパークル」 祖母と孫娘のピアノ物語”. コミックナタリー. ナターシャ (2026年4月7日). 2026年4月7日閲覧。
- ↑ “配信女子育成ADV「NEEDY GIRL OVERDOSE」の発売日が6月5日に決定。KOTOKOさんが歌う主題歌“INTERNET OVERDOSE”のMVが公開”. 4Gamer.net (2021年4月28日). 2021年12月11日閲覧。
- ↑ 「にゃるら氏の新作ゲーム『妹、他者、パラノイア』発表」『電ファミニコゲーマー』2025年12月30日。2025年12月31日閲覧。
- ↑ “ヒラヒラヒヒル”. ヒラヒラヒヒル. 2023年11月17日閲覧。
外部リンク
- にゃるら (@nyalra) - X(旧Twitter)
- にゃるらのページへのリンク