imap_fetch_overview
imap_fetch_overview — 指定したメッセージのヘッダ情報の概要を読む
説明
array imap_fetch_overview ( resource imap_stream, string sequence [, int options] )この関数は、指定された sequence のメールヘッダを取得してその内容の概要を返します。
パラメータ
- imap_stream
- imap_open()
が返す IMAP ストリーム。
- sequence
-
メッセージのシーケンスを指定します。
X,Y 形式で列挙したり、
X:Y 形式でその範囲内のすべてのメッセージを取得したりできます。
- options
-
sequence
には、メッセージのインデックスか、もし flags に
FT_UID が含まれている場合は UID が含まれます。
返り値
オブジェクトの配列を返します。各要素が、 それぞれひとつのメッセージのヘッダを表します。 オブジェクトで定義されるのは、存在するプロパティのみです。 以下のプロパティがあります。- subject - メッセージの題名(subject)
- from - 送信者
- to - 受信者
- date - 送信日
- message_id - Message-ID
- references - このメッセージ ID への参照です
- in_reply_to - このメッセージ ID への返信です
- size - サイズ(バイト数)
- uid - メールボックスにおけるこのメッセージの UID
- msgno - メールボックスにおけるこのメッセージのシーケンス番号
- recent - このメッセージには recent フラグが立てられています
- flagged - フラグが立てられています
- answered - 返信済みフラグが立てられています
- deleted - 削除フラグが立てられています
- seen - 既読フラグが立てられています
- draft - 草稿フラグが立てられています
例
例 953. imap_fetch_overview() の例
<?php
$mbox = imap_open("{imap.example.org:143}INBOX", "username", "password")
or die("接続できません: " . imap_last_error());
$MC = imap_check($mbox);
// INBOX のすべてのメッセージの概要を取得します
$result = imap_fetch_overview($mbox,"1:{$MC->Nmsgs}",0);
foreach ($result => $overview) {
echo "#{$overview->msgno} ({$overview->date}) - From: {$overview->from}
{$overview->subject}\n";
}
imap_close($mbox);
?>
参考
imap_fetchheader() |
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