ゼーブンニサー・ベーグム
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/30 08:58 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ゼーブンニサー・ベーグム(Zeb-un-Nissa Begum, 1638年2月15日 - 1702年5月26日)は、北インド、ムガル帝国の第6代皇帝アウラングゼーブの長女。母はディルラース・バーヌー・ベーグム。
生涯
1638年2月15日、ムガル帝国の第6代皇帝アウラングゼーブとその妃ディルラース・バーヌー・ベーグムの娘としてダウラターバードで生まれた[1]。
1681年1月、弟アクバルが父に対して反乱を起こすと、ゼーブンニサー・ベーグムもこれに関与した[2]。だが、これを知ったアウラングゼーブによりサリームガル城に幽閉され、財産を没収、給付金も打ち切られた[3]。
1702年5月26日、ゼーブンニサー・ベーグムはサリームガル城に幽閉されたまま死亡した[4]。
脚注
参考文献
- フランシス・ロビンソン、月森左知訳 『ムガル皇帝歴代誌 インド、イラン、中央アジアのイスラーム諸王国の興亡(1206年 - 1925年)』 創元社、2009年。
関連項目
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