ほっかほっか亭とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ほっかほっか亭の意味・解説 

ほっかほっか亭

(WeSN から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/02 01:25 UTC 版)

ほっかほっか亭
ほっかほっか亭倉敷江長店(営業中)
種類 持ち帰り弁当チェーン店
所持会社 ハークスレイ
使用会社 ほっかほっか亭総本部
使用開始国 日本
主要使用国 日本
関連ブランド ほっともっと
ホットワン
旧使用会社 プレナス東日本九州地方山口県エリア)
みちのくジャパン (岩手県青森県エリア)
登録商標 日本
ウェブサイト www.hokkahokka-tei.jp
テンプレートを表示

ほっかほっか亭(ほっかほっかてい)は、株式会社ほっかほっか亭総本部フランチャイズ展開を行っている持ち帰り弁当チェーン店。キャッチフレーズは「わたしの街の台所[1]」、略称・愛称は「ほか弁」(「ほっか弁」)または「ほっか」または「ほか亭」。

歴史

ほっかほっか亭姫路神屋店

創業

1976年(昭和51年)、義理の兄弟である田渕道行と栗原幹雄(後に退任)が埼玉県草加市に1号店を開店[2][3]。"Honesty"(まじめに)"Hot"(つねにあたたかいお弁当)"Heart"(こころをこめて)の『3H』を基本理念として、銘柄米を使った炊きたてのご飯と作りたての惣菜という、それまでの弁当販売の概念を覆すメニューを提供した[4]

1978年(昭和53年)4月に株式会社化。1981年(昭和56年)7月27日株式会社ほっかほっか亭総本部を設立し、各事業会社が同社のフランチャイジーとして店舗を運営する形態に変更した[3]

分裂騒動

2008年(平成20年)5月時点では、株式会社ハークスレイ九州地方山口県以外の西日本で、株式会社プレナス東日本・九州地方・山口県エリアで、それぞれ地区本部として店舗を運営(直営ないし加盟店への委託)していた。しかし、2006年末、プレナスは「ほっかほっか亭」の商標は自社にあるとしてハークスレイを提訴、2008年(平成20年)5月14日をもってプレナスがフランチャイズ契約を解消し、同社の直営・加盟店を合わせて3,294店あった店舗のうちの2,028店と、サンコー株式会社が運営する茨城地区の50店の、合わせて2,078店が新ブランド「ほっともっと」に転換した。[5]このため、2008年(平成20年)5月15日時点でのほっかほっか亭の店舗数は1,363店となった。約2,300店を展開していた本家かまどやが持ち帰り弁当業界首位に浮上し、ほっかほっか亭は業界3位に転落した[6]

しかしプレナスのエリアから完全に店舗がなくなったわけではなく、一部の店舗がほっかほっか亭として存続した[7]。解約後、当エリア内にほっかほっか亭としての新規出店も行われている。ほっかほっか亭は2018年現在も持ち帰り弁当店の店舗数は3位である。

分裂騒動後

2008年(平成20年)12月より新ブランドロゴへ一新された(ブランドカラーの赤と黄色は従来同様継続し、「3H」を模した3つの「H」が描かれている)。それ以前は、ほっかほっか亭の頭文字の「H」をデザイン化し、側面には「HOKKAHOKKATEI」と書かれていた[8]

2015年(平成27年)7月6日にほっかほっか亭総本部はハークスレイの完全子会社となり、同年10月1日に同社に合併され消滅した。これによりほっかほっか亭は、かつてフランチャイジーだったハークスレイがフランチャイザーとなって運営する店舗に移行した[3]

ハークスレイが持株会社に専念する事に伴い、ほっかほっか亭総本部(2代)は2021年(令和3年)10月20日付でハークスレイからほっかほっか亭事業を吸収分割により譲受した[9][10]。同日以降はほっかほっか亭総本部(2代)がフランチャイザーとなって運営する。

なお、2026年(令和8年)3月現在、北海道青森県山形県新潟県長野県栃木県静岡県山口県長崎県沖縄県には店舗がない[11]

各地区本部

東日本(旧・株式会社ほっかほっか亭総本部直轄)・山口県・九州エリアはかつてプレナス直営・加盟店だった。プレナスがフランチャイズ契約を解約したため、鹿児島県にある鹿児島食品サービス(後のスイセンプロパティ)は総本部直轄の地区本部となり、他地域は総本部が、直営店を含めたほっかほっか亭へ残留した店舗の運営・管理指導を行ってきた(解約当時は、熊本県にあるマルコフーズがほっかほっか亭熊本地区本部を設立し運営していたが、自己破産を申請したためハークスレイの運営となった)。2008年(平成20年)4月、野崎漬物はほっかほっか亭総本部と新規契約しほっかほっか亭宮崎地区本部を設立、同年7月には西日本畜産株式会社とも新規契約し、前述の2社とあわせて九州地区の各地区本部となった。その後、ほっかほっか亭宮崎地区本部は野崎漬物から分社化されて株式会社ほっかほっか亭宮崎地区本部となった他、鹿児島食品サービスが手掛けていたほっかほっか亭事業は、2017年(平成29年)10月に吸収分割によりハークスレイへ譲渡された[12]。みちのくジャパン(ほっかほっか亭岩手地区本部・青森地区本部)は2026年3月にほっかほっか亭総本部とのフランチャイズ契約を解約してみちのくジャパンの独自ブランドである「ホットワン」に転換した[13]。ホットワンに転換されない店舗は、2026年3月以降ほっかほっか亭総本部直轄もしくは閉店となった。転換に伴い、青森県からは撤退した。

メニュー

のり弁当

のりを乗せたご飯に白身魚のフライとちくわの天ぷらを乗せた海苔弁というスタイルはほっかほっか亭が元祖とされる。当時家庭で食べられていたのりおかか弁当をベースに創業時のメニューとして販売を開始した。販売当初は白身魚のフライではなく焼き魚(ホキの味噌漬け)を載せていたが、焼き魚を一枚一枚焼くのは手間だったため白身魚のフライを載せるようになった[14]

地域による差異

メニューやキャンペーンは、運営会社・地区により異なっている。

運営会社 地区
株式会社ほっかほっか亭総本部
(直轄)
岩手県秋田県宮城県福島県茨城県群馬県
埼玉県千葉県東京都神奈川県山梨県富山県
石川県福井県愛知県岐阜県三重県大阪府
兵庫県淡路島除く)、和歌山県奈良県岡山県広島県鳥取県
島根県福岡県佐賀県熊本県鹿児島県
株式会社ほっかほっか亭京滋地区本部 京都府滋賀県
西日本畜産株式会社
(ほっかほっか亭大分地区本部)
大分県
株式会社ほっかほっか亭宮崎地区本部 宮崎県
株式会社ほっかほっかフーヅ
(ほっかほっか亭四国地区本部)
徳島県香川県愛媛県高知県、兵庫県(淡路島のみ)

ほっかほっか亭総本部が実施しているキャンペーンは、兵庫県(淡路島のみ)、徳島県、香川県、愛媛県、高知県では対象外となる。

ロゴ

創業時から使われていたロゴは2008年に変更された[15]

看板に使われている「ほっかほっか亭」の書体は創業期にアルバイトの学生が書いたものであり、埼玉県草加市の1号店から使用されていたが、その人物は長年不明とされてきた[16]。創業50周年(2026年6月)を前にした2025年10月8日、ほっかほっか亭は公式Xにおいて「書体をデザインした人を探している」旨の投稿を行い、情報提供を呼びかけた[16][17]

その後、並行して番組ホームページから依頼を出していた朝日放送テレビ制作のバラエティ番組探偵!ナイトスクープ』が、ほっかほっか亭総本部に寄せられた情報から3人に絞った上で調査したところ[17][18]、当該人物を発見し、同年11月21日放送分において、ほっかほっか亭1号店のロゴの書体作者の男性及びほっかほっか亭フランチャイズ1号店のロゴの書体をディレクションした男性の2名(大西さん(ロゴを手掛けた)、河内さん(FC1号店のディレクターに関わった))が出演した。同日夜にはほっかほっか亭も公式Xに書体の作者が見つかった旨を投稿し、『探偵!ナイトスクープ』、および同番組で探偵を務めた桂二葉に感謝の意を表した[19][20]

脚注

出典

  1. ^ ほっかほっか亭の歩み”. www.hokka2-owner.com. 2025年11月8日閲覧。
  2. ^ 『消費と生活 : consumer magazine』消費と生活社、1983年3月、44-45頁。 
  3. ^ a b c 「ほっともっと」大量閉店・高級路線化で、先行きが不安なワケ(王 利彰) @gendai_biz”. 現代ビジネス (2020年1月29日). 2025年4月14日閲覧。
  4. ^ 2008年12月より、持ち帰り弁当チェーン「ほっかほっか亭」のブランドロゴを新たなデザインに一新することとなりました”. newsdig.tbs.co.jp. 2025年11月8日閲覧。
  5. ^ 創設時における「ほっともっと」店舗数等について”. 株式会社プレナス (2008年5月13日). 2018年1月27日閲覧。
  6. ^ MONEYzine編集部 (2009年8月15日). “ほっともっと、店舗数で業界首位に 「ほか弁」離脱で始まった熾烈な陣取り合戦”. ライブドアニュース. 2018年1月27日閲覧。
  7. ^ 弁当めぐる「ホット」な戦い 「ほっかほっか亭」騒動の一部始終”. J-CAST ニュース (2008年5月14日). 2025年4月14日閲覧。
  8. ^ ほっかほっか亭がブランドロゴを一新-12月から順次変更”. 品川経済新聞. 2025年4月14日閲覧。
  9. ^ 持株会社体制への移行に伴う分割準備会社の設立、吸収分割契約の締結及び定款の一部変更に関するお知らせハースクレイ 2021年5月18日
  10. ^ 吸収分割の効力発生日変更に関するお知らせハースクレイ 2021年9月8日
  11. ^ 「ほっかほっか亭」北海道から姿消す、最後の「厚別南店」閉店へ - リアルエコノミー・2024年8月24日
  12. ^ 2022年3月期有価証券報告書” (PDF). 株式会社ハークスレイ. 株主プロ. 2022年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月25日閲覧。
  13. ^ ホットワンはじまります!みちのくジャパン
  14. ^ のり弁当はなぜ「あのスタイル」になった?元祖のほっかほっか亭にヒミツを聞いた”. メシ通 | ホットペッパーグルメ (2019年1月29日). 2025年4月14日閲覧。
  15. ^ ほっかほっか亭 ブランドロゴの一新”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2008年10月23日). 2025年10月8日閲覧。
  16. ^ a b 「ほっかほっか亭」文字をデザインした人探してます 持ち帰り弁当チェーンの「ほっかほっか亭総本部」が投稿 埼玉・草加にあった1号店 社長は「アルバイト学生が手書きしたオリジナル書体では?」”. 埼玉新聞 (2025年10月10日). 2025年11月23日閲覧。
  17. ^ a b 小倉英里 (2025年10月8日). “ほっかほっか亭「店舗ロゴの書体をデザインした人を探しています」情報提供求める 「すでに高齢者だから……」「草加市の人かな?」アドバイス殺到”. ねとらぼ. 2025年11月23日閲覧。
  18. ^ 岩本修弥 (2025年11月18日). “ロゴの書体を作ったのは誰? ほっかほっか亭の捜索、人気番組も協力”. 朝日新聞. 2025年11月23日閲覧。
  19. ^ Corporation, Asahi Television Broadcasting. “探偵!ナイトスクープ|朝日放送テレビ”. www.asahi.co.jp. 2026年2月5日閲覧。
  20. ^ ほっかほっか亭、情報提供求めた書体デザイン者を「探偵!ナイトスクープ」発見と報告し感謝”. 日刊スポーツ (2025年11月22日). 2025年11月23日閲覧。

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳

英語⇒日本語日本語⇒英語

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ほっかほっか亭」の関連用語

ほっかほっか亭のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ほっかほっか亭のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのほっかほっか亭 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2026 GRAS Group, Inc.RSS