strtold
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/27 01:52 UTC 版)
strtold(string to long double)とは、文字列をlong double型に変換するC言語の標準Cライブラリの関数である。stdlib.h
に定義されている。
機能
文字列
第一引数(nptr)の文字列では、+もしくは-の後に、以下のものを続けて書くことができる。
符号は省略することもできる。
また、INFの代わりにINFINITYと書くこともできる。 INFはその前が+なら無限大に、-なら無限小になる。
戻り値
変換が成功した場合、変換した値を返す。
変換に失敗した場合、0を返す。
正しい値が表現可能な値の範囲外の場合は、正もしくは負の HUGE_VALL を返す。
正しい値がアンダーフローを起こす場合、long double型で最も小さな正規化された正の数以下の絶対値をもつ値を返す。
エラー
オーバーフローもしくはアンダーフローが発生した場合、errnoに ERANGE が代入される。
形式
#include <stdlib.h>
long double strtold(const char * restrict nptr, char ** restrict endptr);
関連項目
外部リンク
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