ツノ銀中飛車
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/19 09:59 UTC 版)
ツノ銀中飛車(つのぎんなかびしゃ)は将棋の戦法のひとつ。飛車を5筋に振り中飛車とし、左銀を6七(後手の場合は4三)におく構えをいう。相手が急戦の場合はこのまま対処する。この場合を特に「片ツノ銀」という[要出典]。
- ^ 『現代将棋の急所』188頁。山田はこの指し方を「ケンセイ球」と表現し、「敵の攻め足をとめるという受けの意味だけにとどまらず、ときには玉頭から攻めこむという鋭さも秘めている」と評す。
- ^ 棒銀を得意とする加藤一二三も、後手中飛車に対する棒銀は「よくならない」とする。『加藤流振り飛車撃破』124頁
- ^ なお、山田道美は著書において、右四間飛車をツノ銀中飛車を含む振り飛車への有力な対策と述べている。『現代将棋の急所』222頁
- ^ 『現代に生きる大山振り飛車』48-49頁
- ^ 『消えた戦法の謎』71頁
- ^ 高橋道雄「緊急レポート居飛車vs振飛車プロ間における最近の序盤傾向の研究」第2回 三間飛車中飛車編(『将棋世界』1983年2月号所収)
- ^ 『現代将棋の急所』188頁
- ^ 『現代将棋の急所』209頁
- ^ 『現代に生きる大山振り飛車』54-55頁。
- ^ 藤井猛は「好きな手」、久保利明は「印象に残る手」としている(『現代に生きる大山振り飛車』47頁)
- 1 ツノ銀中飛車とは
- 2 ツノ銀中飛車の概要
- 3 概要
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