Salmoneusとは? わかりやすく解説

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サルモネウス 【Salmoneus】

ギリシアの神。アイオロスの子でサルモネ町の建設者。高ぶって自分ゼウスだと称し人々供犠させ、鍋・釜をつけた馬車乗り炬火投げてゼウス雷電擬したので、ゼウス怒りをかい、雷火殺されたという。

サルモーネウス

(Salmoneus から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/08 19:13 UTC 版)

サルモーネウス古希: Σαλμωνεύς, Salmōneus)は、ギリシア神話の登場人物である。長母音を省略してサルモネウスとも表記される。エーリス地方の王だが、ゼウスに対する冒涜的行為によって罰せられた。


注釈

  1. ^ ストラボンエウリーピデースの現存しない悲劇『アイオロス』を例に挙げて、アルペイオス河支流のエニーペウス川の近くにあったサルモーネー市の王だったと述べている[6]

脚注

  1. ^ アポロドーロス、1巻7・3。
  2. ^ a b c シケリアのディオドロス、4巻68・1。
  3. ^ アポロドーロス、1巻9・8。
  4. ^ シケリアのディオドロス、4巻68・2。
  5. ^ a b アポロドーロス、1巻9・7。
  6. ^ ストラボン、8巻3・32。
  7. ^ ヒュギーヌス、61話。
  8. ^ ヒュギーヌス、250話。
  9. ^ ウェルギリウス『アエネーイス』6巻585行-594行。
  10. ^ ヒュギーヌス、60話。
  11. ^ 『ギリシア悲劇全集11 ソポクレース断片』p.243。
  12. ^ 大林太良「雷の馬・王殺しの馬」(小島瓔禮編『人・他界・馬』p.194)。
  13. ^ J・G・フレイザー 『金枝篇(二)』岩波文庫、1970年、P.276頁。 
  14. ^ ロバート・グレーヴス、68話1。
  15. ^ 大林太良「雷の馬・王殺しの馬」(小島瓔禮編『人・他界・馬』p.194-195)。


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