水子
(Mizuko kuyō から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 13:08 UTC 版)
水子(みずこ)は、生まれてあまり日のたたない子、あかごのこと[1]。特に夭折した新生児や流産または人工妊娠中絶により死亡した胎児のことを指す[1][2]。泡子とも。水子という呼び名は、生まれて間もなく海に流された日本神話の神・水蛭子より転じたものとされる[3]。
- ^ a b c 『大辞泉』
- ^ a b 清水邦彦「水子供養をめぐる諸問題」『金沢大学サテライト・プラザミニ講演』、金沢大学地域連携推進センター、2009年5月、NCID AA11884139。
- ^ コオロシ 子堕『大百科事典. 第9巻 第2冊』平凡社、1939年
- ^ 森栗, 茂一、モリクリ, シゲカズ、Morikuri, Shigekazu「水子供養の発生と現状」『国立歴史民俗博物館研究報告』第57巻、1994年3月31日、95–127頁、doi:10.15024/00000680。
- ^ “名所案内 | 回向院 | 歴史の中で庶民と共に歩んできたお寺”. ekoin.or.jp. 2023年12月1日閲覧。
- ^ 高橋由典「罪責感とその軽減:「水子供養」調査から」『ソシオロジ』第32巻第1号、社会学研究会、1987年、93-97頁、doi:10.14959/soshioroji.32.1_93、ISSN 0584-1380、NAID 130005395839。
- ^ a b 「水子霊」の仕掛け人 しんぶん赤旗 (2005年11月)[リンク切れ]
- ^ a b c d e f 松浦由美子「「たたり」と宗教ブーム―変容する宗教の中の水子供養」『多元文化』第8号、名古屋大学国際言語文化研究科国際多元文化専攻、2008年3月、65-78頁、doi:10.18999/muls.8.65、ISSN 13463462、NAID 120000976392。
- ^ 小松加代子「ニューエイジ思想の輪廻観と水子供養」『湘南国際女子短期大学紀要』第8巻、湘南国際女子短期大学、2000年2月、59-68頁、ISSN 09198938、NAID 110006184502。
- Mizuko kuyōのページへのリンク