Mini-STXとは? わかりやすく解説

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Mini-STX

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/08 06:49 UTC 版)

Mini-STX (Mini Socket Technology EXtended、略: mSTX、元々は「Intel 5x5」) は、2015年に(「5x5」として)Intelによってリリースされたコンピュータのマザーボード・フォームファクタである[要出典]

これらのマザーボードのサイズは147x140mm (5.8x5.5インチ) で、「4x4」NUC英語版(102x102mm/4.01x4.01インチ)およびNano-ITX(120x120mm/4.7x4.7インチ)ボードよりも大きいがしかし、一般的なMini-ITX(170x170mm/6.7x6.7インチ)ボードよりも著しく小さい。 正方形の形状を使用するこれらの規格とは異なり、Mini-STXフォームファクタは前面から背面まで7mm長く、わずかに長方形になっている。

Mini-STXの設計要素

Mini-STXのデザイン案は以下をサポートすることを(ただし要求していないが)提案している:

  • ソケット化されたプロセッサ (例えばLGAもしくはPGA CPU)
  • オンボード電源調整回路により、直接DC電源入力が可能
  • マザーボードの前面と背面に埋め込まれたIOポート (NUCに似ているが、エンクロージャの内蔵ポートを接続するために代わりにヘッダーを使用することが多い一般的なマザーボードとは異なる)

メーカーによる採用

このマザーボードのフォームファクタは、いくつかの製品があるものの、消費者向けPCメーカではまだ特に一般的に使用されていない:

派生

ASRockは、'DeskMini GTX/RX'小型フォームファクタPCおよび産業用マザーボード用に、micro-STXと呼ばれるmini-STXの派生製品を開発した。

Micro-STXは、グラフィックスや機械学習アクセラレータを含む特別なPCI Express拡張カードの使用を可能にするMXMスロットを追加するが、拡張されるボードの幅が2インチ増加するため、寸法は147x188mm(5.8x7.4インチ)になる。

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