初鷹 (急設網艦)
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/04/29 17:41 UTC 版)
初鷹（はつたか）は、日本海軍の敷設艦（急設網艦）[2][5]。 初鷹型敷設艦の1番艦[5]。急設網艦に分類する文献もあるが[4]、日本海軍の法令上は敷設艦である[3][5]。
注釈
- ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.500-501による。同書pp.496-498によると当初成立予算(昭和12年度)は4,500,000円で、昭和16年に物価高騰のため追加要求された(同書p.500)。
- ^ #昭和造船史1pp.764-795、艦艇要目表では最大幅を11.30mとしている。
- ^ #日本海軍特務艦船史(1997)p.72によると爆雷投下台4基、爆雷18個
出典
- ^ a b #写真日本の軍艦第14巻64頁(竣工時初鷹写真)
- ^ a b c #達昭和14年1月p.41『達十號 艦艇製造費ヲ以テ昭和十二年度及昭和十三年度ニ於テ建造ニ着手ノ敷設艦一隻、砲艦一隻、驅逐艦一隻及潜水艦一隻ニ左ノ通命名ス 昭和十四年一月二十日 海軍大臣 米内光政｜株式會社播磨造船所ニ於テ建造 敷設艦 初鷹(ハツタカ)｜株式會社藤永田造船所ニ於テ建造 砲艦 伏見(フシミ)｜佐世保海軍工廠ニ於テ建造 驅逐艦 雪風(ユキカゼ)｜呉海軍工廠ニ於テ建造 伊號第十五潜水艦』
- ^ a b c #海軍制度沿革(巻8、1940)p.70『昭和十四年一月二十日(内令四七)艦艇類別等級別表中左ノ通改正ス｜軍艦ノ部中敷設艦ノ項中沖島ノ下ニ「、初鷹」ヲ加ヘ、砲艦熱海型ノ項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ｜伏見型|伏見｜ 驅逐艦ノ部中陽炎型ノ項中初風ノ下ニ「、雪風」ヲ加フ｜潜水艦一等ノ部中伊七號型ノ項ノ次ニ左ノ一項ヲ加フ ｜伊十五型|伊號第十五｜』
- ^ a b c d e f g h #日本補助艦艇物語53頁『(8)
初鷹 型(急設網艦)』 - ^ a b c d #艦艇類別等級表(昭和18年3月)p.5『艦艇類別等級表｜軍艦|敷設艦| |初鷹型|初鷹、蒼鷹、若鷹｜』
- ^ #S15.12.25内令提要原稿/艦船(1)画像2、「艦艇類別等級表」
- ^ #S14.12.25内令提要原稿/艦船(1)画像12、「艦艇、特務艦本籍別一覧表 昭和十四年十二月二十五日調」
- ^ #戦史叢書31海軍軍戦備1pp.506
- ^ a b c d e f g #艦船要目(昭和18年10月)p.30『初鷹|敷設艦|84.61|11.30|3.62|1,600|20.0|5|〃|昭和13-3-29|昭和14-4-28|昭和14-10-31|―|―|1|「タルビン」2|艦本式3|2|6,000』
- ^ a b #秘海軍公報昭和20年8月(2)p.24『内令第七二三號｜呉鎮守府在籍 軍艦 初鷹 右帝國軍艦籍ヨリ除カル｜横須賀鎮守府在籍 驅逐艦 橘|呉鎮守府在籍 驅逐艦 天津風 驅逐艦 櫻 右帝國驅逐艦籍ヨリ除カル(以下略)昭和二十年八月十日 海軍大臣』
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o #一般計画要領書(敷設艦)p.3、初鷹型『註.上記計画ノモノハ(以下記載ノモノモ仝様)昭和十二年十一月二十二日艦本機密決第四七九九号二依ル基本計画当初ノモノ示ス(防潜網搭載ノ場合ヲ示ス)』
- ^ a b c d #一般計画要領書(敷設艦)p.27
- ^ a b c d e #一般計画要領書(敷設艦)p.17
- ^ a b #昭和造船史1pp.764-795、艦艇要目表
- ^ #海軍造船技術概要(1987)下巻p.1712
- ^ #日本海軍特務艦船史(1997)p.72
- ^ #写真日本の軍艦第14巻pp.30-31、「『敷設艦』要目一覧」
- ^ #海軍制度沿革10-2(1972)pp.800『昭和十四年十月三十一日(内令七五九) 海軍定員令中左ノ通改正セラル 敷設艦定員表其ノ五ヲ別表ノ如ク定ム』(第六十二表ノ二 敷設艦定員表 其ノ五は省略)、士官11人、特務士官2人、准士官4人、下士官43人、兵139人。
- ^ #一般計画要領書(敷設艦)p.5
- ^ a b c d e f #一般計画要領書(敷設艦)p.7
- ^ #一般計画要領書(敷設艦)p.21
- ^ a b #一般計画要領書(敷設艦)p.13
- ^ a b c d e f g #補助艦艇奮戦記174-175頁『初鷹(はつたか/急設網艦)』
- ^ #写真日本の軍艦第14巻2頁『艦名の由来』-『初鷹(しらたか)―鳥名』
- ^ a b c #日本補助艦艇物語43-45頁『わが敷設艦の概要』
- ^ a b c d #写真日本の軍艦第14巻36-37頁『◇初鷹型◇』
- ^ #日本補助艦艇物語49-50頁『(5)
沖島 (二代)』 - ^ #海軍制度沿革(巻8、1940)p.204『◎敷設艦初鷹、砲艦伏見、驅逐艦雪風及伊號第十五潜水艦命名ノ件 昭和十四年一月二十日(達一〇)艦艇製造費ヲ以テ昭和十二年度及昭和十三年度ニ於テ建造ニ着手ノ敷設艦一隻、砲艦一隻、驅逐艦一隻及潜水艦一隻ニ左ノ通命名ス｜株式會社播磨造船所ニ於テ建造 敷設艦 初鷹(ハツタカ)｜株式會社藤永田造船所ニ於テ建造 砲艦 伏見(フシミ)｜佐世保海軍工廠ニ於テ建造 驅逐艦 雪風(ユキカゼ)｜呉海軍工廠ニ於テ建造 伊號第十五潜水艦』
- ^ 「昭和14年4月28日(火)海軍公報(部内限)第3194号 p.26」 アジア歴史資料センター Ref.C12070380400 『○艦船所在○四月二十八日午前十時調【相生】神風▲、波風▲/早鞆▲/(初鷹)▲』
- ^ 「自昭和12年1月 至昭和20年4月海軍公報目録/昭和14年目録(2)p.26」 アジア歴史資料センター Ref.C12070383500 『海軍公報(部内限)目録(八月分)』『○雑款|三二七八|第二十潜水隊司令艦變更、第一艦隊各艦帆風郵便物發送先、初鷹艤装員事務所設置|九〇二』
- ^ a b c d e f g h i j k #写真日本の軍艦第14巻53頁(『敷設艦』行動年表◇初鷹◇)
- ^ 「昭和14年11月1日(水)海軍公報(部内限)第3349号 p.4」 アジア歴史資料センター Ref.C12070381800 『○艤装員事務所撤去 軍艦初鷹艤装員事務所ハ十月三十一日撤去セリ』
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、371ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、371-372ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、372ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、372、380ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、386ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、393-394ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、515ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、597ページ
- ^ 戦史叢書第24巻 比島・マレー方面海軍進攻作戦、597-598ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、274-275、308-309ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、592-595ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、598ページ
- ^ a b c 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、600ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、603ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、610ページ
- ^ 戦史叢書第26巻 蘭印・ベンガル湾方面海軍進攻作戦、613ページ
- ^ #写真日本の軍艦第14巻64頁(昭和17年6月初鷹写真)
- ^ 潜水艦攻撃、172-173ページページ
- ^ 潜水艦攻撃、277ページ
- ^ #秘海軍公報昭和20年8月(2)p.27『内令第七二八號 艦艇類別等級表中左ノ通改正ス 昭和二十年八月十日 海軍大臣｜軍艦、敷設艦初鷹型ノ項中「初鷹、」ヲ削ル｜驅逐艦、一等不知火型ノ項中「、天津風」ヲ、同松型ノ項中「、櫻」「、橘」ヲ削ル(以下略)』
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第402号 昭和14年11月15日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072076700
- ^ a b 「海軍辞令公報（部内限）第543号 昭和15年10月15日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072079000
- ^ 「海軍辞令公報（部内限）第691号 昭和16年8月15日」 アジア歴史資料センター Ref.C13072081700
[続きの解説]
「初鷹 (急設網艦)」の続きの解説一覧
- 1 初鷹 (急設網艦)とは
- 2 初鷹 (急設網艦)の概要
- 3 概要
- 4 年表
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