NHK神戸放送局
(JOPP から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/06/11 10:33 UTC 版)
| |
|
|
NHK神戸放送会館(2016年3月)
|
|
| 所在地 | 〒650-8515 |
|---|---|
| 総合テレビ | |
| 開局日 | 1971年5月24日 |
| 放送対象地域 | 兵庫県 |
| コールサイン | JOPP-DTV |
| 親局 | 神戸 22ch (キーID 1) |
| Eテレ | |
| コールサイン | JOAB-DTV |
| FM | |
| 放送対象地域 | 兵庫県 |
| コールサイン | JOPP-FM |
| 親局 | 神戸 86.5MHz |
| 主な中継局 | |
| ラジオ ○AM放送(大阪局の中継局) 豊岡 1161kHz 香住 1584kHz 新温泉 1233kHz ○FM放送 姫路 84.2MHz 香住 83.2MHz 氷上 88.6MHz |
|
放送局概要
兵庫県を放送対象地域[1]として、総合テレビ・FMで県域放送を行っている。
NHK AM(2026年3月までのNHKラジオ第1放送)ではNHK大阪放送局が近畿広域圏(2府4県)を放送対象地域とし、域内に中継局を置いている。ラジオ第2・Eテレも同様であったが、ラジオ第2は2026年(令和8年)3月廃局、Eテレは2025年(令和7年)10月5日より全局が東京親局の中継局となった[2]。
組織
2026年現在、受信料関連の窓口は神戸放送局の経営管理企画センターが兵庫県全域を担当している[3]。
- かつての営業センター
NHK神戸放送会館
- 現在の放送会館
1995年(平成7年)1月17日の阪神・淡路大震災で被災し解体された旧放送会館(後述)の跡地に建てられ、震災から10年となる2005年(平成17年)1月17日にオープン[7]した(デジタル放送の送出の関係から、放送業務のみ2004年(平成16年)11月29日から先行で運用開始)。阪神・淡路大震災クラスの大地震でも耐えられる免震システムをNHK放送局として初めて採用した。
会館1階は市民が気軽に訪れることができるオープン・スペース「トアステーション」が開設されている[8]。名前は会館がトアロード沿いにあることから命名された。ジャズの街・神戸の土地柄にちなんだジャズ演奏会などのイベント会場や、公開放送を行うオープンスタジオとしても活用される。
かつてはNHKの国内向け地上波・BSテレビ放送、データ放送などを映す「8面モニター」が設置され[9]、全国のNHK放送局では珍しくテレビ国際放送「NHKワールドTV」の受信映像も公開していた[要出典] 。また「NHKアーカイブス」とは別に、震災関連番組などの検索ができるコーナー「NHK神戸アーカイブス」が設置されていた[9]。
- かつての放送会館
旧放送会館は1971年(昭和46年)5月に完成し[4]、1995年(平成7年)1月17日の阪神・淡路大震災で壊滅的な被害を受け使用不能となった。スキップバック方式により撮影された報道フロア[注釈 1]内の激しい揺れの映像[11]は全国、全世界に発信された[12]。
震災直後、近隣の小学校の敷地内に仮設(プレハブ)スタジオが設けられ[4]、営業・総務などの業務は三宮のテナントビルに移転した[4]。そして同年5月より神戸放送局は神戸ハーバーランドのHDC(ハウジングデザインセンター)ビル内に移転した。旧放送会館は震災発生から2年以上が経過してようやく解体され、一時、駐車場として使用された[4]後、同じ場所に新しい放送会館が建てられた。
沿革
- 1925年(大正14年)7月 - 社団法人大阪放送局神戸出張所を開設[4]。
- 1926年(大正15年)8月 - 社団法人日本放送協会設立に伴い社団法人日本放送協会関西支部神戸出張所に改称(社団法人大阪放送局は解散)。
- 1934年(昭和9年)5月 - 大阪中央放送局神戸出張所に改称[4]。
- 1935年(昭和10年)8月10日 - 大阪中央放送局神戸出張所姫路相談所を開設[4]。
- 1941年(昭和16年)12月27日 - 大阪中央放送局姫路臨時放送所を開設[4]。
- 1945年(昭和20年)10月26日 - 大阪中央放送局姫路臨時放送所は、姫路中継放送所に改称[4]。
- 1948年(昭和23年)7月1日 - 神戸出張所は神戸支局、姫路相談所は神戸支局姫路分局に改称[4]。
- 1950年(昭和25年)6月1日 - 放送法施行に伴い社団法人日本放送協会が解散。特殊法人としての日本放送協会が設立され一切の権利義務を継承。
- 1951年(昭和26年)7月1日 - 神戸支局はNHK神戸放送局、姫路分局はNHK姫路放送局に改称[4]。
- 1953年(昭和28年)5月30日 - 姫路中継放送所廃止。
- 1970年(昭和45年)3月27日 - FM放送でローカル放送開始[4](呼出符号JOPP-FM)。
- 1971年(昭和46年)
- 1979年(昭和54年)8月8日 - 総合テレビの音声多重放送を開始[13]。
- 1988年(昭和63年)7月22日 - 姫路放送局、神戸放送局のNHK姫路支局に改称[4][12]。
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)3月 - 旧神戸放送会館撤去[4]。
- 2004年(平成16年)12月1日 - 総合テレビの地上デジタルテレビジョン放送を本放送開始[4](呼出符号JOPP-DTV)。
- 2005年(平成17年)1月17日 - 旧神戸放送会館跡地に新神戸放送会館を再建[4]。
- 2022年(令和4年)10月3日 - NHKプラスで地域向けのテレビ番組の見逃し配信が開始[15]。
- 2023年(令和5年)4月1日 - 令和改革により、部制(放送部・営業推進部など)からセンター制に見直され、コンテンツセンター、経営管理企画センターへ再編された。
取材体制
支局などの所在地はいずれも兵庫県内。
支局
2015年度にNHK全体で行われた職制改正により、全国各地の報道室が廃止され「支局」に統一された。
- 2014年度以前からの支局[16]
- 2015年度に報道室から転換された支局
- かつてあった支局(旧報道室)
情報カメラ設置ポイント
送信所・中継局
デジタル総合テレビ
- 中継局
兵庫県内各地に所在。
FM放送
- JOPP-FM 86.5MHz 500W[19]・ERP810W
- 中継局
- 姫路 84.2 MHz / 1 kW[19]
- 香住(香美町) 83.2 MHz / 100 W[19]
- 村岡(香美町) 84.4 MHz / 100 W[19]
- 氷上(丹波市) 88.6 MHz / 100 W[19]
- 城崎(豊岡市) 83.9 MHz / 10 W[19]
- 北阪神(芦屋市) 88.6 MHz / 10 W[19]
- 淡路三原(南あわじ市) 82.9 MHz / 10 W[19]
- 西脇 89.2 MHz / 100 W[19]
- 八鹿(養父市) 82.4 MHz / 100 W[19]
- 大屋(養父市) 88.8 MHz / 3 W[19]
- 山崎(宍粟市) 83.0 MHz / 100 W[19]
- 一宮三方(宍粟市) 89.8 MHz / 10 W[19]
- 波賀(宍粟市) 82.7 MHz / 1 W[19]
- 一宮安積(宍粟市) 88.4 MHz / 1 W[19]
- 千種(宍粟市) 83.8 MHz / 1 W[19]
- 佐用 85.3 MHz / 100 W[19]
- 相生 82.8 MHz / 10 W[19]
- 赤穂 83.2 MHz / 10 W[19]
- 西宮山口 83.9 MHz / 10 W[19]
- 川西北 83.1 MHz / 10 W[19]
- 温泉 82.0 MHz / 10 W[19]
- 上郡 83.6 MHz / 10 W[19]
- 篠山 83.8 MHz / 10 W[19]
- 和田山(朝来市) 84.5 MHz / 10 W[19]
- 生野(朝来市) 85.9 MHz / 10 W[19]
デジタル教育テレビ
全て東京デジタル教育テレビ(JOAB-DTV)の中継局。
- 摩耶山 - リモコンキーIDは2。 13ch 空中線電力3W・ERP72W 放送区域内世帯数約7万世帯
ほか兵庫県内各地に所在。
AM放送
全て大阪AM放送(JOBK)の中継局。北部以外では大阪局の本局 666 kHz を受信する[19]。
ラジオ第2放送
ラジオ第2は2026年(令和8年)3月に放送終了、廃局。大阪第2放送(JOBB)の中継局だった。
- 豊岡 1539 kHz / 100 W
主な神戸局制作番組
現在放送中の番組
2026年度前半期現在[20][21]。放送時刻は災害や緊急ニュース、スポーツ中継や重大な記者会見等の中継により短縮・途中打ち切り・休止・変更等される場合がある。
総合テレビ
太字はNHKプラスの「ご当地プラス」において見逃し配信を実施している番組。
- リブラブひょうご(平日 18:30 - 19:00)
- リブラブひょうご845(平日 20:45 - 21:00)
- HYOGO+(不定期金曜日 19:30 - 19:57、それ以外の日時で放送される場合もある[注釈 2])
FM放送
- ニュース・気象情報・お知らせ等(平日 18:55 - 19:00)
放送終了番組・単発番組など
総合テレビ
- ひょうごの窓
- ひょうごくらしのチャンネル
- ひょうご640
- ひょうご630
- ニュースKOBE発
- Live Love ひょうご
- 兵庫ニュース845(2007年4月2日 - 2024年3月29日、平日 20:45 - 21:00)
- ひょうごキャンパス探訪(スポット枠で随時放送)
- 新 兵庫史を歩く( - 2020年11月8日。HYOGO+内で放送[24])
FM放送
- FMリクエストアワー「トアロードであいましょう」
- FMトアステーション
インターネット配信
- 総合テレビ
- FM
原則ライブ配信されていない。
アナウンサー・キャスター
- 氏名の後の※は過去に神戸放送局の勤務経験があるアナウンサー。
| 氏名 | 前任地 | 担当番組 | 備考 |
|---|---|---|---|
| アナウンサー | |||
| 大山武人 | 大阪 | アナウンスグループ統括 リブラブひょうご845 |
シニアアナウンサー |
| 広坂安伸※ | リブラブひょうご (キャスター) リブラブひょうご845 |
エグゼクティブアナウンサー | |
| 大川悠介 | 東京アナウンス室 | ||
| 契約キャスター | |||
| 大浜扶美野 | NHK BS (契約キャスター) |
リブラブひょうご (キャスター) リブラブひょうご845 |
|
| 三角朋子 | 大津 (契約キャスター) |
||
| 木村奈央 | 山形 (契約キャスター) |
リブラブひょうご「知っとぉ?兵庫」 リブラブひょうご845 |
西宮市出身 |
| 勝川沙友里 | 岡山 (契約キャスター) |
||
| 宮野里緒 | 長野 (契約キャスター) |
||
| 気象予報士 | |||
| 南利幸[注釈 3] | リブラブひょうご (気象キャスター・水曜日) |
西宮市出身 | |
マスコット
- NHK神戸放送局オリジナルキャラクター「ひょーごん」[25]
備考
- 総合テレビで兵庫県域放送を開始する前に、『NHKニュース』(正午と午後7時)をサンテレビで放送したことがある[26]。
- アナログ時代、同局のch番号設定は、生駒山からの大阪総合を受信できる地域は「1」、大阪総合を受信できない地域は大阪総合親局と同じ「2」に設定される傾向だった。ケーブルテレビにおいても阪神神戸や山間部のケーブルテレビ局では「1ch」で再放送されていたケースが少なくなかったが、契約世帯などでは長年の習慣や新聞テレビ欄(当時)に従い「2」に並び替えるケースも多かった。
- 2021年現在、兵庫県内で発行している新聞では、神戸新聞、毎日新聞にNHK神戸放送局の番組表が掲載されている。朝日新聞、産経新聞、日本経済新聞、読売新聞および日本海新聞(但馬版)は大阪放送局の番組表(近畿広域版)を掲載しており、差し替えが発生する場合は、番組表には「【兵庫は別番組】」(「ほっと関西」は近畿の他府県ごとに別番組となる18:30以後は「6:30府県別[N]」と表記)などと記載される)。なお、兵庫県内の読売新聞の地域版では「NHKローカル」というタイトルで当日の『リブラブひょうご』の放送予定が掲載されている(非掲載の日もある。またリブラブひょうご以外の神戸局差し替えの番組は当該欄含め特に案内されず、番組表には前述通り記載される)
脚注
注釈
出典
- ↑ “基幹放送用周波数使用計画 昭和63年10月1日 郵政省告示第661号”. 総務省 電波利用ポータル. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “NHKの「Eテレ(教育テレビ)」のコールサインが全国で統一 その影響は?:ふぉーんなハナシ - ITmedia Mobile”. アイティメディア株式会社 (2025年10月10日). 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “NHK受信料の窓口-受信料体系の変更について NHKの窓口”. NHK. 2026年6月10日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 “神戸放送局のあゆみ”. NHK神戸放送局放送局情報. 日本放送協会. 2025年6月25日閲覧。
- ↑ “アクセスマップ|NHK神戸放送局”. NHK神戸放送局. 2026年6月10日閲覧。
- 1 2 3 4 NHK神戸放送会館 - サステナブルな放送局の建設と運用をめざして - ウェイバックマシン(2022年6月28日アーカイブ分)(公益社団法人 空気調和・衛生工学会 近畿支部)
- ↑ “NHK神戸放送局のご案内”. NHK神戸放送局 (2025年4月1日). 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “トアステーション”. NHK神戸放送局 (2026年5月22日). 2026年6月10日閲覧。
- 1 2 NHK神戸放送局 | 放送局情報 | トアステーション - ウェイバックマシン(2017年4月3日アーカイブ分)
- ↑ 気象庁 監修「気象防災業務担当者の目から見た兵庫県南部地震--震災直後の気象・地震情報(2) / 饒村曜」『気象』第458号、日本気象協会、1995年6月15日、32 - 37頁、NDLJP:3203811/18。
- ↑ “災害報道は「結果型」から「予報重視型」へ”. NHKは何を伝えてきたか - NHKテレビ番組の50年. 日本放送協会. 2015年1月16日閲覧。
- 1 2 “NHK神戸放送局と震災”. NHK神戸放送局 阪神・淡路大震災20年 あの日を胸に“生きる”. 日本放送協会. 2015年1月16日閲覧。
- ↑ 日本放送協会総合放送文化研究所放送史編修部『NHK年鑑'80』日本放送出版協会、1980年、30,195頁。
- 1 2 山村恵一「「阪神・淡路大震災」NHK神戸放送局の被災状況と放送」『テレビジョン学会技術報告』第19巻第26号、社団法人テレビジョン学会、1995年5月26日、53-58頁、NAID 110003679623。
- ↑ “NHKプラスで“ご当地ニュース”の地域を10月に拡大”. NHK広報局 (2022年9月7日). 2023年1月27日閲覧。
- 1 2 3 “NHK年鑑’15 第4部 資料編 経営「NHK局所所在地(2015年 3 月31日現在)」”. NHK. 2026年6月10日閲覧。
- 1 2 “NHK年鑑’16 第4部 資料編 経営「NHK局所所在地(2016年 3 月31日現在)」”. NHK. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “NHK年鑑’21 第2部 NHKの概況 第1章 放送 「放送番組の制作」”. NHK (2021年). 2026年6月10日閲覧。
- 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 “受信情報”. NHK神戸放送局 (2026年4月1日). 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “2026年度前半期 定時番組の部門種別(各地域)”. 日本放送協会. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “番組情報一覧|NHK神戸放送局”. NHK神戸放送局. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “ジャズライブKOBE - NHK”. NHK. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “ジャズライブKOBE 「小曽根真のソロピアノ」 | HYOGO+”. NHK. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “新兵庫史を歩く 「“官兵衛の夢”に思いを馳せて〜姫路市〜」”. NHK神戸放送局. 2026年6月10日閲覧。
- ↑ “NHK神戸放送局オリジナルキャラクター「ひょーごん」”. NHK神戸放送局オリジナルキャラクター「ひょーごん」 (2026年6月10日). 2026年6月10日閲覧。
- ↑ サンテレビジョン社史編纂委員会 編修『株式会社サンテレビジョン45年史』サンテレビジョン、2014年、16頁。
外部リンク
- NHK神戸放送局
- NHK神戸放送局 (@nhk_KOBE_) - X(旧Twitter)
ウィキメディア・コモンズには、NHK神戸放送局に関するカテゴリがあります。
- JOPPのページへのリンク
