JANOG
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/23 23:35 UTC 版)
JANOG(JApan Network Operators' Group, 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ)は、日本のネットワーク運用者のグループである。
概要
JANOGは1997年にNANOG(North American Network Operators' Group, 北米ネットワークオペレーターズ・グループ)の日本版として発足した[1][2]。
主な活動は年2回行われるミーティングとメーリングリストによる討論や広報である。メーリングリストの過去ログはログになるまで時間がかかるが、JANOGのWebサイト上で参照できる。
JANOGは法人格を持たない任意団体であり、会費や寄付などによる収入を得ていないため予算を持たない[2]。運営に必要なクラウド環境・ドメイン名などのリソースはスポンサーからの提供で賄っているほか、ミーティングも毎回ホストとなる企業・団体を募って開催している [3] [4]。 ミーティング開催地は、ホストとなった企業・団体が選定のうえ会場を提供するが、地方都市が選定される傾向が多い[4]。
また、必要に応じてワーキンググループが組まれるが、こちらも活動のメインはメーリングリスト上で行われており、こちらのログも JANOGのWebサイト上で参照できる。
脚注
- ^ “JANOGの歴史”. 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ. 2025年8月24日閲覧。
- ^ “JANOG Comment 3”. 日本ネットワーク・オペレーターズ・グループ. 2025年8月24日閲覧。
- ^ a b “20周年を迎えたJANOGは、なぜ「自然な態度」で情報交換できるのか”. SBクリエイティブ. 2025年8月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- JANOGのページへのリンク