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FMK-3

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 04:29 UTC 版)

FMK-3
FMK-3(左側面)
概要
製造国 アルゼンチン [1]
設計・製造 ドミンゴ・マテウ小火器工廠(FM AP「DM」)[1]
性能
口径 9mm[1]
銃身長 286mm[1]
ライフリング 6条右回り[1]
使用弾薬 9mm×19[1]
装弾数 25/32/40発[2]
作動方式 ブローバック、オープンボルト[1]
全長 689/515mm[1]
重量 3770g[1]
発射速度 650発/分[1]
銃口初速 400m/秒[2]
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FMK-3は、1970年代にアルゼンチンで設計・製造された短機関銃である[3]

概要

本銃は、1974年頃にアルゼンチン国営造兵総局隷下のドミンゴ・マテウ小火器工廠(Fábrica Militar de Armas Portables Domingo Matheu。略称はFM AP「DM」)が設計した[3][4]

オープンボルト方式の短機関銃で、全長を短くするために円筒形のL字ボルトを採用し、マガジンはグリップ内に装着する[1]。レシーバーやグリップはスチール板のプレス加工で、フォアアームはプラスチック製、ストックはアメリカ合衆国製のM3サブマシンガンに似た、伸縮式のスチールワイヤータイプである[1]。グリップの上部左側にセレクターが、後部にはグリップセイフティが配置されている[2]。射撃モードはセミ/フルオートの切り替えが可能[1]

アルゼンチン軍と警察で採用されたほか、輸出も行われている[1]

派生型

FMK-5
民間向けのセミオートモデル[3]

運用国

アルゼンチン - アルゼンチン軍、アルゼンチン警察[1]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 床井雅美『最新サブ・マシンガン図鑑』徳間書店、2000年7月15日、80頁。 
  2. ^ a b c 『週刊ワールド・ウェポン 世界の兵器 完全データ・ファイル 35号』デアゴスティーニ、2003年5月27日、7-8頁。 
  3. ^ a b c Maxim Popenker. “FMK-3 (Аргентина)”. Modern Firearms. 2024年8月22日閲覧。
  4. ^ ESTRUCTURA ORGANICA DE LA DIRECCION GENERAL DE FABRICACIONES MILITARES”. Sistema Argentino de Información Jurídica. 2024年8月22日閲覧。

関連項目




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