2人用個人携帯天幕
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/23 23:23 UTC 版)
個人用携帯天幕(こじんようけいたいてんまく)は、陸上自衛隊においてかつて各隊員個人が携行し2人分を組み合わせて使用していた天幕である。

概要
天幕は2人1組で運用し、組み立て式支柱(2本1セット)と天幕を一組として携行し、宿営する際は2人分のセットを組み合わせて使用していた。敷幕が無いため地面にそのまま寝転がって使用しており、雨風を凌ぐ程度の効果しか存在しなかった。
宿営用天幕への換装により、後退装備となったが、これとは別に、2000年頃より一部部隊には、民間仕様をベースとした「二人用天幕」が配備されている。
参考
※「北部方面隊のあゆみ」に2人用天幕に関する記述及び写真が掲載されている。昭和50年代頃まで使用されていた模様。
関連項目
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