鶴田東洋彦
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/26 06:17 UTC 版)
鶴田 東洋彦(つるた とよひこ、1955年 - )は、日本のジャーナリスト、元産経新聞社常務取締役、元サンケイ総合印刷代表取締役社長、元日本工業新聞社代表取締役社長、元記者[1]。
人物
1955年、山梨県甲府市生まれ。1979年3月、立教大学経済学部卒業。産業紙を経て1997年に産経新聞社に入社。大阪本社編集局経済部長、東京本社編集局次長、編集局編集長、取締役西部代表、常務取締役、サンケイ総合印刷代表取締役社長、日本工業新聞社(フジサンケイビジネスアイ)代表取締役社長。2024年6月まで産経新聞社顧問を兼務しながらコンプライアンス・アドバイザーを務めた。
経歴
記者時代は主に経済部に所属、エネルギー、自動車、金融、鉄鋼・素材、財界担当などを歴任した。大阪本社、東京本社で経済部長を務めたあと、両本社で編集長として紙面製作の指揮を執った。
記者時代の経験から特に企業の危機管理、エネルギー分野、地球環境問題などに強く、現在は企業・大学の管理職を対象とした講演、研修などを幅広く実施している。出身の立教大学では、「地球環境・エネルギー問題」「メディア論」を講義した実績もある。
現在は日本工業新聞社と提携関係にあった中堅・中小企業向けのネットメディア、イノベーションズアイ[2]の編集アドバイザーを務める一方で、コラムニストとして定期的にコラムを執筆・連載している。
山梨県観光大使、一般社団法人・ウィーン国際音楽文化協会 理事、東京女子医科大学 広報アドバイザー、一般社団法人・相続診断協会 顧問、社会福祉法人・小石原保育園(福岡県) 名誉会長 、株式会社KYUホールディングス 名誉顧問 [1][3][4][5]。
著作
- 『「K字型経済」攻略法―ポスト・コロナで躍進する11人のリーダーたち』共著 プレジデント社 2021年10月
- 「コロナに勝つ経営」共著 日本工業新聞社 2021年3月
- 「天然ガス・新時代」 にっかん書房
- 「記者会見に一番大切なことを記者が教えます」共著 エフシージー総合研究所
脚注
- ^ a b 紀伊國屋書店・「K字型経済」攻略法―ポスト・コロナで躍進する11人のリーダーたち
- ^ “「イノベーションズアイ」とは”. イノベーションズアイ BtoBビジネスメディア. 2025年8月26日閲覧。
- ^ 日本工業新聞社(フジサンケイビジネスアイ)会社概要
- ^ 財界ONLINE
- ^ 文化通信『【人事】日本工業新聞社 株主総会と取締役会で新役員体制決定』2021年6月29日
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