須原哲也
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/05 02:43 UTC 版)
すはら てつや
須原 哲也 |
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生誕 | 1958年 岩手県 |
国籍 | 日本 |
研究分野 | 精神医学、精神薬理学、ポジトロン核医学 |
研究機関 | 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
出身校 | 東京慈恵会医科大学(1984年卒業) |
主な業績 | 分子イメージングを用いた脳機能研究 |
プロジェクト:人物伝 |
須原 哲也(すはら てつや、1958年 - )は、日本の医学者、精神科医。専門は精神医学、精神薬理学、ポジトロン核医学。分子イメージングを用いた精神・神経疾患の脳機能研究で知られている。現在、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(QST)に所属し、副理事や量子生命・医学部門の部門長を務めている。
経歴
- 1977年、岩手県立一関高等学校を卒業(第77回・昭和53年理)[1]。
- 1984年、東京慈恵会医科大学を卒業。
- 放射線医学総合研究所主任研究官、スウェーデン・カロリンスカ研究所精神医学教室客員研究員、2001年放射線医学総合研究所特別上席研究員などを歴任。
- 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構にて副理事、量子生命・医学部門部門長などを務める[2]。
研究分野
- 精神医学、精神薬理学、ポジトロン核医学を専門とする。
- 分子イメージング(特にPET:陽電子断層撮影法)を用いて、統合失調症や認知症など精神・神経疾患の脳機能メカニズムの解明に取り組んでいる。
受賞歴
- 1998年 - 第36回日本核医学会賞[3]。
- 2009年 - ベルツ賞一等賞[4]。
- 2018年 - 文部科学大臣表彰 科学技術賞(研究部門)[5]。
- 2023年 - 第6回日本医療研究開発大賞 文部科学大臣賞(QSTチームとして)[2]。
脚注
- ^ “在京関中一高会とは”. 在京関中一高会. 2025年10月2日閲覧。
- ^ a b “量子生命・医学部門 部門長 須原哲也が「第6回日本医療研究開発大賞 文部科学大臣賞」を受賞”. 量子科学技術研究開発機構 (2023年8月28日). 2025年10月2日閲覧。
- ^ “学会賞 歴代受賞者リスト”. 日本核医学会. 2025年10月2日閲覧。
- ^ “量子医学・医療部門 須原哲也部門長がベルツ賞を受賞”. 量子科学技術研究開発機構. 2025年10月2日閲覧。
- ^ “平成30年度文部科学大臣表彰科学技術賞を受賞しました”. 量子科学技術研究開発機構. 2025年10月2日閲覧。
外部リンク
- 須原哲也のページへのリンク