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秦鍾午

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 15:45 UTC 版)

秦鍾午
2012年
個人情報
生誕名 秦鍾午
国籍 韓国
生誕 (1979-09-24) 1979年9月24日(45歳)
韓国 江原道春川市
スポーツ
韓国
競技 射撃競技
引退 2024年
獲得メダル
射撃競技
韓国
オリンピック
2008 北京 50mピストル
2012 ロンドン 50mピストル
2012 ロンドン 10mエアピストル
2016 リオデジャネイロ 50mピストル
2004 アテネ 50mピストル
2008 北京 10mエアピストル

秦 鍾午(チン・ジョンオ、朝鮮語: 진종오1979年9月24日 - )は、大韓民国射撃競技選手、政治家。第22代韓国国会議員。

経歴

春川出身[1][2]

江原大学校師範大学附設高等学校朝鮮語版卒業後、2021年に慶南大学校大学院博士課程修了(体育学博士)。KT射撃団所属選手、2004年アテネオリンピック男子射撃韓国代表、2006年アジア競技大会男子射撃韓国代表、2008年北京オリンピック男子射撃韓国代表、2010年アジア競技大会男子射撃韓国代表、2012年ロンドンオリンピック男子射撃韓国代表、大韓赤十字社広報大使(2012年9月)、2014年アジア競技大会男子射撃韓国代表、国際射撃連盟選手委員(2014年10月)、2016年リオデジャネイロオリンピック男子射撃韓国代表、2018年アジア競技大会射撃韓国代表、ソウル特別市庁射撃部選手兼任コーチ(2020年8月)、2020年東京オリンピック男子射撃韓国代表、大韓体育会理事、2024年江原道ユースオリンピック組織委員長、国民体育振興公団理事、第22代国会議員国民の力院内副代表などを務めた[3]

活動

射撃選手として

アーチェリー金水寧朝鮮語版と共に韓国人の夏季オリンピックでの金メダル数(4個)・総メダル数(6個)の最多記録を保有している[2]2008年北京オリンピック2012年ロンドンオリンピック2016年リオデジャネイロオリンピックにおいて、射撃競技韓国代表として男子50mピストル種目[4]で金メダルを3連続獲得し、射撃競技では単一種目の世界初の3連覇となった[5]。また、2008年の大会で獲得した金メダルは当時、射撃競技において韓国が16年ぶりに獲得した金メダルであった[6]

2024年3月4日、ソウル市内で記者会見を開いて公式引退した[2]。その後の2024年パリオリンピックでは男子10mエアピストル決勝戦のSBSの中継解説委員を務めた[7]

政治家として

国民の力党内では代表的な親韓(東勲)系人物である[1]

エピソード

2020年東京オリンピックから帰国した際、仁川国際空港でのインタビューで、男子10mエアピストルで金メダルを獲得したイランイスラム革命防衛隊出身のジャバド・フォルギ英語版を「テロリスト」と呼んだ。その後、Instagramで謝罪文を掲載した[8]

脚注

  1. ^ a b 국힘 진종오 의원, 24일 고향 춘천 찾아 김문수 후보 지지 호소”. 강원도민일보 (2025年5月23日). 2025年5月29日閲覧。
  2. ^ a b c 권순찬 (2024年3月4日). “춘천 출신 ‘사격황제’ 진종오, 공식 은퇴...“다시 태어나도 사격할 것”” (朝鮮語). 강원일보. 2025年5月29日閲覧。
  3. ^ 대한민국헌정회”. rokps.or.kr. 2025年5月29日閲覧。
  4. ^ 当該種目は2020年東京オリンピックの射撃競技から削除された。
  5. ^ <五輪射撃>秦鍾午が金メダル、3連覇”. 中央日報 (2016年8月11日). 2025年5月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月30日閲覧。
  6. ^ チン・ジョンオ 射撃男子50mピストルで金メダル”. KBS WORLD Japanese (2008年8月12日). 2019年8月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月30日閲覧。
  7. ^ 사격황제 진종오 의원, 파리올림픽 사격 해설자로 나서”. 강원도민일보 (2024年7月28日). 2025年5月29日閲覧。
  8. ^ 진종오, ‘테러리스트가 金’ 발언 사과 “사려 깊지 못했다”” (朝鮮語). 조선일보 (2021年7月31日). 2025年5月29日閲覧。



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