私たちは天国には行けないけど、愛することはできる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/10 00:10 UTC 版)
私たちは天国には行けないけど、愛することはできる | |
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우리는 천국에 갈 순 없지만 사랑은 할 수 있겠지 | |
監督 | ハン・ジェイ |
脚本 | ハン・ジェイ |
製作 | ハン・ジェイ、ナ・イェウン |
出演者 | パク・スヨン イ・ユミ シン・ギファン |
音楽 | キム・サウォル |
撮影 | チョン・サンジン |
編集 | パク・セヨン |
製作会社 | エスダブルユーコンテンツ、パンチラインフィルム |
配給 | メリークリスマス |
公開 | |
上映時間 | 112分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 韓国語 |
私たちは天国には行けないけど、愛することはできる | |
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各種表記 | |
ハングル: | 우리는 천국에 갈 순 없지만 사랑은 할 수 있겠지 |
発音: | ウリヌン・チョグゲ・カルスンオプチマン、サラングン・ハルス・イッケッチ |
日本語読み: | わたしたちはてんごくにはいけないけど、あいすることはできる |
英題: | No Heaven, But Love. |
『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる』(わたしたちはてんごくにはいけないけど、あいすることはできる、原題:우리는 천국에 갈 순 없지만 사랑은 할 수 있겠지、英題:No Heaven, But Love.)は、2023年に複数の映画祭に出品され、2024年に一般公開された韓国映画。監督・脚本はハン・ジェイ。主演はパク・スヨンとイ・ユミ。
概要
地球終末論があちこちで聞かれ、性差別が色濃く残っていた1999年を舞台に、高校のテコンドー部に所属するジュヨン(パク・スヨン)が経験する女性との初恋や、友人たちとの交流が描かれる[4]。それとともにテコンドー部指導者の生徒への暴力と性加害も描かれ、物語が進むにつれ女性被害者たちは行動を変え、これと対峙し、連帯する[5]。
ハン・ジェイ(女性)監督にとって、『담쟁이』(2020年)に続く2作目の長編映画である[6][7]。
2023年4月に開かれた全州国際映画祭を皮切りに、この年、ソウル国際女性映画祭、光州女性映画祭[2]、ソウル独立映画祭と立て続けに各映画祭に出品された。すべてでチケットが完売し、高い人気と多くの支持を得て「ウ.チョン.サ.(本作原題の頭文字からとった愛称) ファンダム」と称する熱心なファンまで生み出した[8]。
2024年10月16日に一般公開された。日本では2025年3月14日に公開された[3]。
カラオケボックスでイェジ(イ・ユミ)が歌う曲は紫雨林の「恋人発見」。「恋人発見」はエンディングでも流れる。ジュヨンたちが益山市行きのバスに乗車中にかかる曲は神話の「으쌰! 으쌰!」。ジュヨンとイェジが部屋で話をしているときにラジカセから流れる曲はコ・ホギョンの「처음이었어요」である[9]。ジュヨンとソヒが通う高校でのシーンは美林女子高等学校で撮影された。
キャスト
- パク・スヨン - キム・ジュヨン
- イ・ユミ - ナ・イェジ
- シン・ギファン - ハン・ソヒ
- キム・ヒョンモク - ミンウ
脚注
- ^ a b No Heaven, But Love. - IMDb
- ^ a b “14회 광주여성영화제”. 광주여성영화제. 2025年9月8日閲覧。
- ^ a b 私たちは天国には行けないけど、愛することはできる - KINENOTE
- ^ “私たちは天国には行けないけど、愛することはできる”. THE KLOCKWORX. 2025年9月8日閲覧。
- ^ 김유진 (2023年11月13日). “영화 톡톡 '우리는 천국에 갈 순 없지만 사랑은 할 수 있겠지'”. 광주in. 2025年9月8日閲覧。
- ^ “한제이”. 씨네21. 2025年9月8日閲覧。
- ^ 조현나 (2020年10月27日). “'담쟁이' 한제이 감독의 장편 데뷔작이며 제21회 전주국제영화제 한국경쟁 초청작”. 씨네21. 2025年9月8日閲覧。
- ^ “熱いファンダムを生んだ初恋物語を監督が語る『私たちは天国には行けないけど、愛することはできる』”. シネマカフェ (2025年2月26日). 2025年9月8日閲覧。
- ^ “JEONJU IFF #4호 인터뷰 '우.천.사' 한제이 감독, 불확실하기에 깊어지는 사랑의 마음”. 씨네21 (2023年4月30日). 2025年9月8日閲覧。
外部リンク
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