石川 幸夫とは? わかりやすく解説

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石川幸夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/17 16:02 UTC 版)

石川 幸夫(いしかわ ゆきお、1952年3月 - )は、日本の教育研究家、教育評論家、子育て評論家。

人物

東京都出身。

社会経験として信託銀行で電算室業務を経て教育界に転身、教育界に広がる「落ちこぼれ問題」から、幼児教育に興味を持ち、先駆者である水野茂一・阿部進が主宰する(株)東京こども教育センターへ入職、幼児から小学生低学年(シングルエイジ)指導について実践と研究を始める。その後、(株)七田チャイルドアカデミーの七田真氏と水野茂一氏らと共に「総合幼児教育研究会」を設立し、教員の指導を始める。日本の教育界の礎を築かれた方々から大きな影響、刺激を受けながら、独自に教育理論を追求し続け、揺るぎない教育歴と理論を持つ、幼児から小学生低学年における基礎教育の第一人者。

いしかわ ゆきお

石川 幸夫
国籍 日本
職業 教育研究家、教育評論家、子育て評論家
肩書き

株式会社石川教育研究所 代表

NPO法人 フィールホーム 理事
公式サイト http://ishikawa-kyouiku.co.jp/
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1997年に設立した(株)石川教育研究所の代表として、革新的な教育方法の開発と普及に努めており、算数指導用に独自開発した水道方式の教具「数タイル」[1]や復唱型学習法「フラッシュカード」、そして書写・聴写・素読・音読などを重用した指導法、教育理論は「イシカワメソッド」と呼ばれ、教育界において評価と実績を誇っています。

大脳生理学や認知心理学の知見を教育に応用する先駆者でもあり、「7秒ハグ[注釈 1][2][3][4]を提唱し、親子間のコミュニケーションの重要性を強調していたり、研究者として常に多角的に教育理論をアップデートし教育現場に活用されています。

これまでに幼稚園、保育園、塾、私立学校など幅広い教育機関にノウハウを提供し、6万人を越える教育者の研修指導実績は、「教育者を育てる教育者」として信頼を得ており、その中でも幼児教育の必要性を訴え、その導入支援にも力を注いでいます。

教育専門誌「月刊私塾界」では「新・授業改革を目指して」を隔月連載中。執筆者の中では本誌最長の25年、連載期間更新中。また日々更新の教育ブログにて、最新の教育情報を約20年発信し続けており、自身も3人の息子を育て上げた半世紀にわたる教育実践と研究は、日本の教育界に影響を与え続けています。

略歴

1974年

  • 大学卒業後、信託銀行 漢字情報処理室勤務。
  • 北区教育委員会主催(後に北区文化財団主催)の音楽フェスティバル、通称オンフェスに音楽評論家として30年にわたり審査委員や審査委員長を歴任

1975年

  • 幼児教育に興味を持ち、水野茂一氏・阿部進氏が主宰する(株)東京こども教育センターへ転職。小学部勤務とともに、学習指導及び教材開発を行う。

1984年

  • (株)七田チャイルドアカデミーの七田眞氏と水野茂一氏らと共に「総合幼児教育研究会」を設立。全国組織「ナーサリー・小さなこども部屋」へ移動。教務の責任者として、教材開発・講師研修を行う。教務課長→教務次長、本部長へ。
  • 教育実践では、多くの授業参加者を迎え入れ、法則化運動の向山洋一氏らも見学に訪れる。「総合幼児教育研究会」の講師として、全国の幼稚園・保育尾園から研修依頼が殺到する。

1993年

  • (株)東京子ども教育センター教室研究所併設の、同藤が丘教室室長。幼稚園受験・小学校受験指導・0歳児教育を行う。男性の幼児教育社として広く知られるようになる。

1997年

  • (株)東京子ども教育センター退社。
  • 幼児教育の顧問としてヘッドハンティングされ、(株)全教研・吉備システム販売(株)などの共同出資で誕生した(株)三葉会に入社。
  • 社長就任を要請されたが、本部が北九州であったため断念、(株)三葉会退社。

1998年

  • (株)石川教育研究所設立、代表取締役社長に就任。幼児・小学生教材、教具の研究開発を行う。
  • 学習塾アップルグループ設立
  • 広く教育界・塾業界から幼児・小学生指導の第一人者として認められ、幼・保育園職員研修、塾長及び塾講師、私立中学高校の教育システムアドバイザーの学習指導研修を数多く手掛ける。

2000年 

  • 埼玉県越谷市において、(株)石川教育研究所に併設、名称を“学習塾アップル”とし、研究実践の場として開設、対象は幼児、小学生とした当初は、小学4年生2名からスタート

2001年

  • (株)石川教育研究所移転に伴い、学習塾アップルも草加市に移転。幼児から中学生までの児童、生徒が集まる。

2005年

  • アップルの指導法「フラッシュカード」「素読」「書写」「聴写」「音読」などに注目が集まり、塾などの指導者の教室見学者が増加

2013年

  • 週刊ポスト「キラキラネーム」の取材から教育評論家活動開始。[注釈 2][5]の取材から教育評論家活動開始。この記事をきっかけに、フジテレビ「とくダネ!」から取材を受け、テレビ出演の依頼が増える。

2015年

  • (株)BNGパートナーズと(株)石川教育研究所の共同出資による「子育てマイスター協会」を設立 代表理事となる。
  • 関東・関西・九州地区で子育てマイスターの育成が始まる。

2016年

  • 子育てマイスター協会の全国展開が始まる。

2018年

  • 「子育てマイスター協会」を代表理事辞任
  • 幼児教育の重要性が広く教育界で認知されるようになり、アップルの教育実績等から、研究開発支援や、教育顧問の依頼が相次ぐ。

2023年

  • 学習塾アップルを閉室。
  • (株)石川教育研究所を千葉県流山市に移転。

講演実績

(株)全教研/名古屋私塾連盟/埼玉私塾協同組合/明徳中学高騰学校/共栄中学高等学校/ウイザス(第一教研)/野田塾/西塾/月刊私塾界/吉備学習システム販売(株)/興学社/プリンスジュニア各教室/七田チャイルドアカデミー/大島保育園/希望が丘保育園/西川口幼稚園/小山保育園/足利本状保育園/アソカ幼稚園/その他多数

研修実績

吉備システム販売(株)/ 七田チャイルドアカデミー加盟校 / 第一教研(現ウイザス)/ 野田塾 / 西塾 / 興学社 / 西川口幼稚園 / 小山保育園 / つくば保育園 / 希望が丘保育園 / 大島保育園 / アソカ幼稚園 / 足利本庄保育園 / ソフトバンク株式会社 本社社内起業研修企画「これからの教育」、他多数

監修

連載・執筆

メディア

テレビ

  • 日本テレビ「スッキリ!!」「news every.」「リアル×ワールド」「スクール革命」(制作協力)
  • TBSテレビ「あさチャン!」「いっぷく」「みのもんたの朝ズバッ!」「新・情報7daysニュースキャスター」
  • フジテレビ「とくダネ!」「ノンストップ」「バイキング」
  • テレビ朝日「グッドモーニング」「モーニングバード」「ヤーヌス」「ワイド!スクランブル」「中居正広のミになる図書館」「アンタウオッチマン」
  • テレビ東京「チャージ730!」
  • 読売テレビ「ウェークアップ!ぷらす」[6]「情報ライブ ミヤネ屋」
  • 毎日放送、名古屋テレビ 他

ラジオ

  • 東京FM「中西哲夫のクロノス」
  • J-WAVE「TOKYO MORNIG RADIO」MC:別所哲也

雑誌

  • 中日新聞、週刊紙「週刊ポスト」「女性セブン」「朝日芸能」など

脚注

注釈

  1. ^ 「Hotcott(R) #7秒ハグ」プロモーション本格始動
  2. ^ キラキラネーム 誕生きっかけは『たまごクラブ』と教育専門家

出典




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