火吹きダルマとは? わかりやすく解説

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火吹きダルマ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/17 07:21 UTC 版)

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火吹きダルマ(ひふきダルマ)とは、日本において囲炉裏火鉢と共に用いられる道具である。空気を吹き付けて火勢を維持するための道具と誤解されることが多いが、実際は、を節約することを主な目的としている。外形がだるまを模していることが多いためにこの名称が付いた。

概要

通常は5~8cmほどの卵形をした製の容器で、1mmほどの穴が1つ開いており、中が中空になっている。これを火の側に置いておくと、中の空気が膨張して穴から抜け出して行く。充分熱した上で、火箸で挟んで水中に沈めると、中の空気が一気に冷やされて収縮し、火吹きダルマの中に水が吸い込まれて行く。水を吸い込んだところでもう一度火の側に置くと、中の水が沸騰し、穴から勢い良く水蒸気を噴き出す。
この水蒸気を燃えている炭に吹き付けるのである。それが「火吹き」と呼ばれる由縁であり、上記のような誤解が生じる理由であるが、吹き付けるのが空気でなく水蒸気であることが異なる。
水蒸気を赤熱した炭に吹き付けると、 この項目は、工業製品に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますPortal:技術と産業)。



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