梅川東居
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/22 00:05 UTC 版)
梅川 東居(うめかわ とうきょ、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
来歴
梅川東南の息子、東拳とも。作画期は安政から文久にかけてで、美人画の錦絵の他、狂歌本や仏書の類に挿絵を描いている。
作品
- 『観世音霊験図会』4冊 ※安政2年(1855年)刊行
- 『秀雅三十六歌仙』 絵入狂歌本 ※大平庵清卿撰、安政5年刊行
- 『大御法会庭儀図』 ※文久元年(1861年)
- 『風流照葉狂言』 ※狂言堂雲外述
- 「京土産御代春」 大判錦絵 ※安政頃
- 「都百景」 中判錦絵揃物 ※文久頃
- 「東海道五十三駅道中細見双六」 三重県総合博物館所蔵
参考文献
- 筧有隣 『本朝古今書画名家詳伝』 1894年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※70頁
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