微レ存
微レ存
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 20:09 UTC 版)
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微レ存(びレぞん/びレそん)とは、「微粒子レベルで存在している」の略語であり、日本のインターネットスラングおよびインターネット・ミームのひとつである[1][2][3]。
概要
「今回はあのチームが優勝する可能性が微レ存…?」などの様に、可能性などがとても低くてもゼロではない現象に対して使用される言葉であり、ニュアンスとしては若者言葉の「ワンチャン(One chance)」に近い[1][2][3]。
読み方は「びれぞん」または「びれそん」の2種類が存在する[1][2][3]。
対義語として「巨粒子レベルで存在している」の略語「巨レ存(きょれぞん/きょれそん)」があり、こちらは可能性が高い現象に使用する[3]。
言葉の由来
発祥は、インターネット掲示板の2ちゃんねる(現5ちゃんねる)という説が有力視されている[1][2][3]。いわゆる「淫夢語録」のひとつで、ニコニコ動画に違法アップロードされたゲイビデオ『Babylon STAGE34 真夏の夜の淫夢 the IMP』を視聴したユーザーが作中の事柄について、2008年頃に「分子レベルで残留している・・・?」と書き込んだ事が発端とされている[3]。当初、「分子レベルで残留している・・・?」と書き込まれた文が「微粒子レベルで残留している…?!」に変化し、さらに「微粒子レベルで存在している・・・?」に変化、それを省略したものが「微レ存」である[2][3]。
反響
声優の小林ゆうが、落語作品を納めたアルバム「モエオチ!」を2012年8月1日にリリースした[4]。アルバムには、寿限無をアレンジした「微レ存 ~フルボッコの神降臨~」と題した落語が収録されている[4]。
2014年にAmebaが発表した「JCJK流行語ランキング」では「微レ存」が10位にランクインした[3]。
微レ存ちえみ
2017年頃に派生したインターネットスラングとして、「微レ存ちえみ(びれぞんちえみ)」がある[3]。「微レ存」がお笑い芸人であるブルゾンちえみの芸名の「ブルゾン」の部分と似た語感を持つことから誕生した[3]。意味は、従来の「微レ存」と同じ[3]。
脚注
出典
- ^ a b c d “ネット用語「微レ存」の由来とは? 正しい意味と使い方”. BCN+R. BCN (2022年12月30日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b c d e “「微レ存」とは。意味・読み方・由来・使い方を解説【ネットスラング大辞典】”. マイナビウーマン. マイナビ (2022年2月15日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k “微レ存の意味とは?発祥や類義語も併せて解説”. Quiz Castle. ジョブール (2023年3月6日). 2025年4月18日閲覧。
- ^ a b “小林ゆう、古典落語をヲタ仕様にアレンジ「モエオチ!」”. 音楽ナタリー. ナターシャ (2012年7月6日). 2025年4月18日閲覧。
関連項目
- ファッ!? - 『Babylon STAGE34 真夏の夜の淫夢 the IMP』に由来するインターネットスラング
- 微レ存のページへのリンク