広瀬古墳群とは? わかりやすく解説

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広瀬古墳群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/11/07 23:18 UTC 版)

広瀬古墳群(ひろせこふんぐん)は、埼玉県熊谷市にある古墳群

荒川の古い流路にあたる段丘状に築造された。現在は、上円下方墳の宮塚古墳、8基の円墳、2基の方墳が確認されている。また、熊谷商工業高等学校(現熊谷商業高等学校)校庭内の石室から蕨手刀が発掘されている。このほか、熊谷商業高校の北西には「天神山古墳」とよばれた前方後円墳が存在していたとの伝承がある。

広瀬古墳群の築造については、不明なところも多いが、小規模な石室から蕨手刀が発見されるなど、この古墳群が8世紀前半の築造であると推定できる。なお、この蕨手刀は1958年(昭和33年)に熊谷市指定考古資料に指定された。

参考文献

  • 塩野博 『埼玉の古墳 大里』pp234-240、さきたま出版会、2004年

関連項目

外部リンク

  • 蕨手刀 - 熊谷デジタルミュージアム



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