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山口木浦木

山口木浦木の俳句

Uターンしてから冬の広がれり
いっせいに瓦が落ちて鯉料理
うららかな平行線の二人です
ここだけの話広まる揚雲雀
それはそれ林檎は林檎赤くなる
たそがれの笑いは晩秋のリズム
ちょっと休憩夏柳ずっと休憩
でで虫に囲まれている水曜日
どのテレビつけても同じ秋茄子
どれくらい生きればボクの吾亦紅
なせばなると川向こうより夏の腕
またしても再生途中年暮れる
リセットで初心にもどる春嵐
二人来て一人去りゆく薄暑かな
入院があれば退院鳥雲に
冗談がこけつまろびつ卒業す
初つばめまだ見ぬ人を待ち受けて
台風の大きな目から見えるもの
同じ手で握手を交わす更衣
夏至終わる呼吸が終わる人終わる
夏草に紳士協定なかりけり
大寒のななめうしろに居りまする
天高く未知数という役柄
小春日や裕という字に衣あり
居心地が良くて無口や暮の春
布団から首が出てきてどこへ行く
意味のある数字をさがす遅桜
揚雲雀地表の水の乾くまで
春昼のもぬけの殻の貝になる
枯山のどこか優れて笑窪かな
梅雨入りを前に身軽な山である
母在りてわがことのように林檎むく
母校では素直になれよ若葉風
深々とタンスのなかに梅雨が居る
熊が出て一部始終は書けません
爽やかに恋の奴隷を演出す
知らぬ間に夏帯とける綺麗ごと
秋の暮くつを履いたら一人きり
窓枠の外を別解歩いてる
純粋な汗が金属溶かしてる
美しく生まれるための愛の羽根
胃袋が吊るされている冬の空
落ちてみて仲間とわかる落ち椿
蟻地獄パターンは右に同じなり
追憶の寅さん秋をはみ出して
過ぎてみて岐路と気づくよ冬木立
銀杏散る支えきれないこの軽さ
風立ちて止むに止まれぬ盆踊り
風鈴を仕舞う先にも釘がある
食物連鎖から逃れると新涼
 



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