小林孝延
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小林 孝延(こばやし たかのぶ、1967年〈昭和42年〉2月18日 - )は、日本の編集者、著述家、実業家。福井県出身。月刊誌『Outdoor』『天然生活』『ESSE』などの編集長を歴任し、2024年に独立。現在は株式会社イン-ヤン代表取締役を務め、編集技術を軸に多彩なコンテンツ制作やプロデュースを行っている。[1]
経歴
福井県に生まれる。出版社に勤務し、『Outdoor』(山と渓谷社)、創刊編集長を務めた『天然生活』(地球丸)、生活情報誌『ESSE』(扶桑社)などで編集長を歴任。扶桑社執行役員を経て、2024年に独立。[2]
2023年、Instagram投稿をもとにした書籍『妻が余命宣告されたとき、僕は保護犬を飼うことにした』(風鳴舎)を刊行。妻の闘病と保護犬との暮らしを綴った記録は話題を呼び、エッセイとしても評価された。[3]
株式会社イン-ヤン
2024年に自身の編集事務所「株式会社イン-ヤン(英語表記:yin+yang)」を設立。社名は、自身が保護した子猫「イン」と「ヤン」に由来し、陰と陽、プラスとマイナス、裏と表といった多様な側面を肯定的に捉える編集的思想を象徴している。[4]
同社は「編集の力でまいにちがわくわくする“こと”をつくる」ことを理念とし、以下の分野で活動している:
- 編集・執筆・出版プロデュース
- コンテンツ制作/商品開発
- ブランドやメディアの編集コンサルティング
- イベント企画/講演
主な著作
- 『妻が余命宣告されたとき、僕は保護犬を飼うことにした』(風鳴舎、2023年)[5]
編集・プロデュース作品(抜粋)
連載
- 「とーさんの保護犬日記」(朝日新聞 SIPPO)
- 「犬と猫と僕(人間)の徒然なる日常」(福井新聞 fu)
- 「真夜中のパリから、夜明け前の東京へ」(集英社 よみタイ)[8]
メディア出演・講演歴(抜粋)
テレビ
- 『ノンストップ!』(フジテレビ)
- 『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ)
- 『いぬじかん』(BS TBS)
- 『いぬねこワイドショー』(BS朝日)
ラジオ
講演
- 福井県立大学
- 京都精華大学
- 社会構想大学院大学
- NHKカルチャー、自治体主催のワークショップ等
外部リンク
- 公式ウェブサイト
- Instagram @takanobu_koba
- X(旧Twitter)@takanobu_koba
- note「保護犬と妻と僕の日々」
- スポーツ報知「編集者・小林孝延さん 妻の死と保護犬と」
- 天然生活 Web「編集者・小林孝延さんインタビュー」
- ^ “妻の闘病、保護犬との暮らし 本に 編集者・小林孝延さん”. 日本経済新聞. (2023年11月12日) 2025年6月10日閲覧。
- ^ “編集者・小林孝延インタビュー”. 天然生活Web 2025年6月10日閲覧。
- ^ “編集者・小林孝延さん 妻の死と保護犬と”. スポーツ報知. (2023年12月31日) 2025年6月10日閲覧。
- ^ “株式会社イン-ヤン 公式サイト”. 2025年6月10日閲覧。
- ^ “福井新聞ふーぽインタビュー記事”. 2025年6月10日閲覧。
- ^ “第8回料理レシピ本大賞”. 2025年6月10日閲覧。
- ^ “第6回料理レシピ本大賞”. 2025年6月10日閲覧。
- ^ “真夜中のパリから、夜明け前の東京へ”. 2025年6月10日閲覧。
- ^ “小林孝延(編集者)|ORIENT STAR TIME AND TIDE”. Apple Podcasts. 2025年6月10日閲覧。
- ^ “小林孝延(編集者)|GOOD NEIGHBORS”. J-WAVE. 2025年6月10日閲覧。
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