大阪産業技術研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/14 12:33 UTC 版)
| 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 | |
|---|---|
| 正式名称 | 地方独立行政法人大阪産業技術研究所 |
| 英語名称 | Osaka Research Institute of Industrial Science and Technology |
| 略称 | ORIST(オリスト)、大阪技術研 |
| 組織形態 | 地方独立行政法人 |
| 法人経営本部所在地 | 日本 〒594-1157 大阪府和泉市あゆみ野2-7-1 |
| 理事長 | 小林哲彦 |
| 設立年月日 | 2017年4月1日 |
| 前身 | 地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所、地方独立行政法人大阪市立工業研究所 |
| 上位組織 | 大阪府、大阪市 |
| 出版物 | テクノレポート(技術シーズ集、新規導入機器)、企業支援成果事例集、テクニカルシート |
| 公式サイト | https://orist.jp |
地方独立行政法人大阪産業技術研究所は、地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所(産技研)と地方独立行政法人大阪市立工業研究所(市工研)が平成29年4月1日に統合して発足した機関。設置者は大阪府及び大阪市。略称はORIST(オリスト)、もしくは大阪技術研。
概略
- ORISTは、研究だけでなく、ものづくり企業を技術面で支援する公的機関として設立された。
- ORISTは、研究開発から製造まで、企業の開発ステージに応じた支援を提供し、大阪発のイノベーションを創出することを掲げている。
沿革
| 年月 | 沿革 |
|---|---|
| 2017年4月 | 地方独立行政法人大阪府立産業技術総合研究所と地方独立行政法人大阪市立工業研究所の新設合併により設立された地方独立行政法人大阪産業技術研究所に移行 |
| 2017年7月 | 本部・和泉センターにて、地方独立行政法人大阪産業技術研究所 設立記念式典を開催 |
| 2017年7月 | 森之宮センターにて、地方独立行政法人大阪産業技術研究所 設立記念講演会を開催 |
| 2018年3月 | 本部・和泉センターにて、新電波暗室竣工記念式典・講演会・見学会を開催 |
| 2018年4月 | 本部・和泉センターにおいて『EMC技術開発支援センター』の運用を開始 |
| 2020年4月 | 本部・和泉センターにおいて『3D造形技術イノベーションセンター』の運用を開始 |
| 2021年1月 | 森之宮センターにおいて『先進電子材料評価センター』の運用を開始 |
組織(技術系)
本部・和泉センター
- 加工成形研究部
- 金属材料研究部
- 金属表面処理研究部
- 電子・機械システム研究部
- 製品信頼性研究部
- 応用材料化学研究部
- 高分子機能材料研究部
- 技術サポートセンター
森之宮センター
- 有機材料研究部
- 生物・生活材料研究部
- 電子材料研究部
- 物質・材料研究部
- 環境技術研究部
機器センター
特定の技術や分野に関する機器を機器センターとしてまとめ、対象分野を総合的に支援する体制を整えている。
本部・和泉センター
- 3D造形技術イノベーションセンター
- ものづくり計算センター
- EMC技術開発支援センター
- 金属材料評価センター
- 精密化学分析センター
- マイクロデバイス開発支援センター
森之宮センター
- 先進電子材料評価センター
- 電池開発評価センター
- プラスチック技術センター
- 次世代光デバイス評価支援センター
- 分析機器センター・最先端材料評価センター
- 科学技術計算センター
- 先端マテリアル開発センター
- 環境材料開発センター
2025年大阪・関西万博
2025年大阪・関西万博に出展した。
- 大阪ヘルスケアパビリオン「リボーンチャレンジ」(2025年8月26日(火)~9月1日(月))[1]
出展テーマ:少し先の未来生活を支える「縁の下(E・N・NO・SHI・TA)」ものづくり企業たち
- 「わくわく!科学縁日」(2025年8月29日(金))[2]
SNS
脚注
- ^ “リボーンチャレンジ|展示内容|大阪ヘルスケアパビリオン”. 大阪ヘルスケアパビリオン. 2025年10月13日閲覧。
- ^ 大阪府. “大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン(リボーンチャレンジ)」への出展及び「わくわく!科学縁日」の開催について(大阪産業技術研究所)”. 大阪府. 2025年10月13日閲覧。
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